整体師になるには?年収や将来性を徹底解説! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

整体師の仕事先の種類

整体師の仕事先と言えば「整体院」が思い浮かびますが、幅広い現場に活躍の場が存在します。まずは、整体師の主な仕事先を見ていきましょう。

  • 整体院
  • カイロプラクティック院
  • ビューティスパ
  • スポーツジム
  • 介護施設

それぞれの職場によって、リラクゼーションを目的とした施設、ゆがみ予防を専門にする施設など特色があります。整体院やカイロプラクティック院であれば、基本的には肩こりや腰痛などを施術で改善することが主な仕事です。

美容目的、スポーツ選手向けの来客がある職場であれば、そのジャンルに関する知識や資格を持ち合わせていた方が有利。これは介護の現場においても同様です。

1日の流れ

ある整体院で働く整体師の1日の流れをご紹介します。職場によって違いがありますが、参考にしてください。

  • 9時:出勤をして開店準備。顧客のカルテチェックやミーティングを行います。
  • 10時:患者さんへの施術を行っていきます。
  • 13時:休憩時間。その職場によっては午後の診療まで3時間休憩を挟むこともあります。
  • 20時:診療受付を終了し、後片付けを行います。
  • 21時:勤務が終了し、帰宅します。

参考

整体師の仕事内容、なるには、給料、資格など | Career Garden

整体師のやりがい・魅力

「整体師になってよかった」と感じる瞬間はやはり、患者さんから「ありがとう」と感謝されるときだそう。痛みを和らげながら患者さんに寄り添い、悩みを減らすことができます。より患者さんにとっての役に立とうと、日々腕を磨く意欲も上昇することでしょう。これが整体師としてのやりがいにつながります。

整体師の仕事に向いている人の特徴

「患者さんの役に立ちたい」と思うことがまず必要ですが、それ以外にも整体師として持ち続けたいことがあります。整体師に向いている人の3つの特徴は次の通りです。

  • 奉仕できる人
  • 向上心がある人
  • 忍耐力がある人

目の前の患者さんにどこまで奉仕できるのか、そのための忍耐力も持ち合わせていないと厳しいでしょう。また、整体師として幅を広げるための向上心も持っていたいもの。技術だけではなく経営へも目を向けていける人は、キャリアアップを図ることができます。

整体師の仕事になるためのルート

これから整体師になりたいと考えた場合は、4つのルートから選べます。自分にとって都合がいいルートが選べる点は、社会人にとってメリットがあります。

整体養成学校

民間の整体師を目指せる養成学校は数多くあり、通学期間も短いものなら1日、長いものなら2年程度と幅があります。学費についても、日数と期間によって1万円台から200万円程度と大きく違いがあります。

通信教育

働きながら学ぶのに便利な通信教育も提供されています。こちらの学費は3万円台からあり、養成学校とともに就職支援も受けることが可能です。「独学で学びたい」と考える人もいますが、就職するには何かしらの資格を持っていないと厳しく、患者さんに接客するまでに時間を要してしまうでしょう。

現場で学ぶ

整体師見習いとして一から現場で学ぶという道もあります。その職場が推薦する民間資格の取得を取得することを前提にしていることが多く、すぐに接客技術と収入が得られるというメリットがあります。

整体師として開業するまでの道のり

整体師として独立開業をすることはさほど難しくはなく、施術用ベッド1つ用意して自宅開業をする人もいます。ただし、患者さんが来なければ食べていくことは厳しく、経営ノウハウも必要です。

一般的には「雇われ整体師」として技術を積み、その後店舗や自宅で開業する道が選ばれています。リピーターがついて安定していけば、従業員を雇うことも可能です。中には、若くして店舗数を増やし年収1千万円以上を得る人もいることから、「年齢や経験年数を積む=年収アップ」とは限らないと言えるでしょう。