システム監査技術者とは?資格の概要やおすすめの勉強法を紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

システム監査技術者の受験対策におすすめの勉強法

システム監査技術者は、合格率も2割未満という難易度の高い資格です。資格を取得するためには、試験日の数ヶ月前から受験対策に取り組む必要があるでしょう。主な勉強法としては、以下の2つをメインにしていきましょう。

過去問に取り組む

情報処理推進機構の公式HPで公開されている過去問は受験対策として役立ちます。試験で使用する情報技術に関する用語やプログラム言語は適宜見直されていますが、こちらも公式HPで公開されていますので、過去問と合わせて確認するようにしましょう。

参考

試験要綱・シラバス など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

参考書に取り組む

過去問に取り組みながら、オリジナル問題や論文の書き方について学べる参考書を使うのがおすすめです。『システム監査技術者合格論文の書き方事例集 第5版 (合格論文シリーズ)』(アイテック)は、頭で理解するだけでなく、ワークシートを使って演習することができ、過去問題やオリジナル問題を使いながら、合格レベルに達成するために一つ一つ確認しながら進めていくことができる参考書です。わかりやすく解説が載っているタイプなど、取り組みやすい参考書を見つけて勉強するのがいいでしょう。

システム監査技術者合格論文の書き方事例集 第5版 (合格論文シリーズ)(Amazon) 

システム監査技術者の受験情報

それでは次に、システム監査技術者の試験日や受験方法、合否の確認方法について紹介します。

受験日と申込方法

システム監査技術者試験は、例年4月の第3日曜日に実施されています。インターネット、もしくは郵送による申し込みで、申込期間は1月下旬~2月下旬頃。受験料の5,700円を振り込んだ上、全国の所定の受験地で受験できます。また、団体経由での申し込みも可能となっています。

合格発表について

4月の試験後、合否は6月下旬に発表されます。合格者には、経済産業大臣署名の合格証書が送付されますが、「早く合否が知りたい」という方は、合格発表の日に公式HPで合格者の受験番号が発表されるため、まずはそちらで確認するのがいいでしょう。また、不合格だった場合は通知はされないため、その場合も公式HPで確認しましょう。

システム監査技術者の取得は企業からの評価につながる


企業の監査システムに従事する際に役立てることができるのが、「システム監査技術者」の資格です。国家資格ということもあり、ITエンジニアとしての評価や組織の技術力を証明するために活用されています。将来はITの知識を活かして社会に貢献したいという方は、ぜひシステム監査技術者の資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

参考

制度の概要:システム監査技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

システム監査技術者(AU)| 資格の王道

システム監査技術者はエンジニアのキャリアを大きく広げる可能性を持つ|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

システム監査技術者の試験の難易度・類似資格との比較|論文 – 資格・検定情報ならtap-biz

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