受験対策におすすめの勉強法
エンベデッドシステムスペシャリストの受験資格は特になく、誰でも受験することが可能です。ここでは2つの勉強法をお伝えします。
過去問を解く
公式HPにある過去問と解答例は、試験の傾向を知る上でも参考になるでしょう。過去問を暗記してしまう方もいるようですが、必ずしも同じ問題が出るわけではありませんから、問題の意味を理解することが大切です。定期的に取り組めば効果を得られるでしょう。
参考
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2019、平成31年)
独学で参考書に取り組む
公式の教材などは販売されていませんが、試験のための参考書が発売されているため、家で勉強する際に使用するのもおすすめです。「どこから手をつけたらいいのかわからない」という方は、過去問から激選して問題を掲載している参考書の方が、勉強に取り組みやすいかもしれません。
エンべデッドシステムスペシャリストの受験情報
それでは次に、エンベデッドシステムスペシャリストの試験日や申し込み方法、合格発表方法について紹介します。
申し込み方法と試験日
エンベデッドシステムスペシャリストの試験は、毎年春に全国の所定の場所で受けることができます。個人申し込みと団体申し込みがあり、インターネット、もしくは願書を郵送する2つの方法があります。受験料は5,700円となり、申込期間は例年、年明けから2月中旬まで、試験日は毎年4月の第3日曜日となっているようです。
試験日の2ヶ月前には申し込みを終える必要があるため、最新のスケジュールを確認しましょう。
参考
情報処理技術試験 エンベデッドシステムスペシャリスト【ES】|アイテック
合格発表について
合格発表は、6月下旬頃に簡易書留が届き、通知されます。また、公式HPにて合格者の受験番号が掲載されますので、そちらで確認もできます。不合格の場合は通知されませんから、合格発表の日に公式HPで確認するのがいいでしょう。
高度なIT技術の証明になるエンベデッドシステムスペシャリスト
エンベデッドシステムスペシャリストは合格率が2割未満と、難易度の高い資格となっています。資格を取得するためには、専門分野の知識を理解するためにしっかり試験対策をする必要があるでしょう。資格を取得すると企業から高く評価され、転職活動に有利になります。「将来はIoTを使ったモノづくりに携わりたい」という方は、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。
参考
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト【試験日】合格率や難易度 | 資格の一覧 JQOS.jp
転職で有利になる?エンベデッドシステムスペシャリストの評価は? | lisense+ : ライセンスプラス = 見極める力(sense) + 価値ある資格(license)