マーケティング検定ってどんな資格?試験概要や難易度を詳しくご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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ビジネスの世界では「マーケティング」という言葉をよく聞きます。とりわけ近年では、スマホなど電子機器の普及によって企業が個人情報を集めることも容易であるため、顧客のニーズや販売ターゲットが起こしている購買行動を知り、売れる仕組みを作るマーケティングの必要性は年々高まってきているのです。

そんな背景もあり、現在注目されているのがマーケティング検定です。マーケティング検定は2017年10月に誕生したばかりの新しい資格です。現在は3級のみですが、2級試験が2019年度、1級試験が2020年度にスタートする予定になっています。そこでこの記事では新設されたマーケティング検定についてご紹介します。これから就職活動を行う学生の方にとっては、ステップアップの良い機会になりますので、ぜひ参考にしてください。

マーケティング検定とは?

マーケティング検定とは次のように位置付けられています。

マーケティング思考での発想に重要な基礎知識を体系立てて学ぶことができる資格

(引用元:マーケティング検定とは?難易度と対策は?|AIPPEAR.NET

現在3級のみが受験可能になっています。2019年度以降になると2級・1級の受験もできるようになるため、ますます広がりを見せていくと思われます。

マーケティング検定は難しい?レベル・難易度について

マーケティング検定はどの程度のレベルで、どのくらいの難易度といわれているのでしょうか? ここではマーケティング検定の合格率や難易度をご紹介します。

マーケティング検定の合格率

マーケティング検定の合格率は正式に発表されていません。ただし合格するための正答率は70%以上とされています。この数字は現在実施されている3級のみのデータのため、今後1級や2級が受験可能になると、少々変化が現れるかもしれません。

マーケティング検定で合格に必要な勉強時間の目安

現在のマーケティング検定は比較的難易度が低いとされ、学生でも十分に合格が可能なレベルになっています。実際にマーケティング検定3級に合格した方は、1週間ほど公式テキストを使って勉強したところ、無事に合格できたそうです。

初学者であれば話は別ですが、ある程度マーケティングに興味がある人は、過去問やテキストに取り組めば合格するのは可能といえます。

マーケティング検定を受験するメリット

マーケティング検定を受験することによるメリットはたくさんありますが、大きく分けて3つのメリットがあります。

マーケティングを基礎から学べる

「マーケティングとは何のことだろうか」と思うようなレベルの方でも、しっかりとマーケティングの基礎を身につけられるのがメリットといえるでしょう。専門用語を理解し、これからのマーケティング活動に活かしていくためには、最適な検定といえます。

マーケティングの知識を体系化できる

マーケティングは、単体ではなかなか全貌がつかめずに失敗してしまいがちです。体系的に捉えるのに必要な知識を得ることができるのも、マーケティング検定のメリットです。

より深くマーケティングを学べる

マーケティングという言葉は知っていても、どんなプロセスで行われるものかを知っている人はなかなか多くありません。マーケティングは非常に奥の深い学問です。じっくりと検定に取り組むことで、より深くマーケティングを学ぶことができます。

マーケティング検定の試験内容

検定の試験内容はどのようなものなのでしょうか?

3級試験

3級の試験は、マーケティングの基礎の習熟度を測定する初心者向けのレベルです。10の領域から出題されます。

領 域 セクション
基本概念 1
市場環境 1
マーケティング戦略 2
マーケティング・リサーチ 2
消費者行動 3
製品戦略 4
価格戦略 4
コミュニケーション戦略 3
チャネル戦略 5
サービス・マーケティング 6

試験の概要|公益社団法人日本マーケティング協会 より筆者作成)

10の領域は6つのセクションに分けられ、評価されます。

受験の条件 誰でも受験可能
試験形式 多肢選択式(CBT試験)
問題数 30問
試験時間 60分
合否基準 正答率70%以上
結果発表 終了と同時に確認可能

試験の概要|公益社団法人日本マーケティング協会 より筆者作成)

2級試験

これから実施予定の2級試験は中級者レベル。マーケティングの基礎概念から応用までの理解度・習熟度を測定します。未実施のため、詳しい内容については未定です。

1級試験

2020年度にスタートする予定の1級は、他企業からスカウトを受けるレベルの上級者が対象です。マーケティングの応用力を確かめます。こちらも未実施のため、詳しい内容については未定です。