ファッションデザイナーになるには？
ファッションデザイナーの夢を実現させるには、今も昔も最初の段階で地道にコツコツと実績を積み上げていくべきです。
では、どのようなルートを歩めば、ファッションデザイナーになれるのでしょうか。次の3つが主な実現ルートといえます。
スクールで勉強する
学校を卒業後、ファッション関係の学部や学科のある大学や専門学校で専門知識を身につけ、実習で経験を積んでいきます。
アパレル分野で働く
ファッションデザイナーは、専門知識がなく、かつ未経験でも企業のアパレル分野で働きながら、経験を積むこともできます。日々の仕事でファッションセンスが磨かれ、知見もついていきます。
実際に未経験から飛び込んだアパレルショップで店員として活躍し、ファッションデザイナーとして独立した方もいます。
参考
Y.M.D.O.｜Yoco Morimoto Design Office
デザイナーのアシスタントとして働く
憧れているブランドやデザイナーがいる場合、弟子入りしてアシスタントとして働くケースもあります。現場の様子を身近で学ぶことができるのがメリットですが、すぐにデザインに関われないこともあるので、しばらくは厳しい環境に耐える精神力が必要です。
ファッションデザイナーになるためのスクール
ファッションデザイナーになる近道の一つとして挙げられるのが、スクールへ行くことです。どのようなスクールがあるのでしょうか。この章では、主なファッションデザイナー向けのスクールを3校ピックアップしていきましょう。
me
東京都中野区にあるmeは、ファッションを通して考える力と実行する力を養うことを目的とした、スクールで「学びが発動する場」と銘打っています。
スクールは、土曜日開かれています。学校や会社に通いながらファッションのノウハウが学べるのが特徴。3つのコースで授業展開されており、それぞれのニーズに合ったコースを選択していきます。
スクール公式ホームページ
常識をくつがえすデザイナーを育成する“学びが発動する場”｜me
諒設計アーキテクトラーニング
諒設計アーキテクトラーニングは、ファッション業界に関する知識を基本から学べるカリキュラムを展開。デザインの基礎知識からカラー、時代の流行なども学べる通信講座です。
このスクールのファッション講座は、資格を取得するカリキュラムも盛り込まれているのが特徴です。ファッションデザイナー（JDP、日本デザインプランナー協会主催）や、服飾士（日本インストラクター技術協会主催）の勉強もできます。
スクール公式ホームページ
ファッションデザイナーアパレル資格取得検定講座｜通信教育・通信講座の諒設計アーキテクトラーニング
バンタンデザイン研究所
バンタンデザイン研究所は、ファッションだけでなく、ヘアメイク・美容師・グラフィックデザインなどの各業界で、第一線で活躍できる人材を育成する総合専門校です。実践的なカリキュラムもの下、学生自身が持っている個性を伸ばし、才能を開花させるようサポートしています。
ファッション学部では、時代のニーズに応えたデザイナーを育成することを目指しており、業界で活躍する方が、カリキュラムを監修しているのが特徴です。ほかにも現役コレクションデザイナーやスタイリストによる指導も充実しています。企業とのコラボするカリキュラムも豊富です。
修得年数は、2年制と3年制があり、それぞれの活躍したいファッション関連の職業（デザイン・プレス・バイヤーなど）によって年数は異なります。
また、働きながらスクールへ通いたい人向けのコースも展開。自身のライフスタイルによってコースが選べるのがポイントです。
スクール公式ホームページ
【ファッション専門の学校】バンタンデザイン研究所｜ファッション学部
まとめ
ファッションデザイナーは、服飾をデザインするだけでなく、生地の選定やクライアントとのやり取りなど仕事内容は多岐にわたります。
学校を卒業してからファッションデザイナーになるまでには長い時間が必要ですから、強い意志が必要となります。
ファッションデザイナーになるのは簡単ではありせんが、苦労した分だけやりがいと魅力を感じる職業です。服飾が好きでもっと極めたいという人は、これからの職業の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
参考
一世を風靡した「カリスマ店員」が見た平成リアルクローズ史 森本容子の過去・現在・未来｜WWD JAPAN.com
イノベーションを生むデザイナーを育てる 今春開校するファッションの学校「me」とは？｜FASHIONSNAP.COM
