介護支援して働こう!ケアマネジャーになるには何をすべきか解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

ケアマネジャーは、介護保険法で定められている介護系の専門職の一つです。少子高齢化に伴い、ニーズが高くなっています。では、どのような流れでケアマネジャーの仕事に就くのでしょうか。ケアマネジャーになるための勉強内容や試験対策が気になる方もいることでしょう。

今回の記事では、ケアマネジャーの仕事に関連したお役立ち情報を紹介していきます。

ケアマネジャーになるには?

介護系の仕事であるケアマネジャー(ケアマネ)の正式名称は「介護支援専門員」。介護支援専門員の試験は各都道府県が管轄し実施していますが、受験するには条件があるので注意が必要です。

この章では、ケアマネジャーになるためのプロセスを紹介します。

試験を受ける資格を満たす

介護支援専門員の試験を受験するための資格(条件)が定められています。代表的なものとして、2つ挙げられます。

  • 介護福祉士・社会福祉士・看護師といった医療、介護系の国家資格を持っていること
  • 国家資格取得の有無に関係なく、介護の相談援助の業務に就いていること

いずれかの条件を満たした人が、ケアマネジャーの資格試験を受験できます。なお、いずれの場合も5年以上の実務経験が必要です。

参考
ユーキャンのケアマネジャー講座|資格・検定試験ガイド

申し込んで試験を受ける

ケアマネジャーの資格を受験するには、先述の条件を満たした場合に各都道府県で申し込みをする流れとなります。

ケアマネジャーの資格を取りたいなら、試験に合格した後に実務研修を受けるのが必須です。合格通知が来たら、同時に研修の申し込みをしましょう。研修を受けることで、介護の現場を知ることができ、知識もより深まります。研修の会場に関しては、各都道府県の関連ページをチェックしておきましょう。

研修実施会場の抜粋は、以下の通り関連ページをクリックすると情報を確認できます。

介護支援専門員として登録する

各都道府県の実務研修が終了すると、「ケアマネジャー・介護支援専門員」として登録されます。登録には、各都道府県が発行している所定の申請書に必要事項を記入し、介護支援専門員実務研修修了証明書の写しを添付して郵送する流れとなっています。

都道府県によっては、上記の申請書と証明書の写しのほかにも写真や本人確認書類などを用意するケースがあるので、ケアマネジャーの登録に関する情報を必ずチェックしておきましょう。研修終了後から3ヶ月以内に申請をしないと資格が無効となるので、注意が必要です。

参考
介護支援専門員の登録等について|神奈川県ホームページ
介護保険情報 介護支援専門員(登録)|愛知県

介護支援専門員実務研修を受ける

なお、介護支援専門員の有効期間は、「介護支援専門員証」の交付を受けてから5年。有効期限日が切れる1年前から、更新研修を受講できます。有効期限が切れてしまうと、介護支援専門員としての仕事ができなくなるので、資格有効期間中に更新研修を受講しましょう。

参考
介護支援専門員資格の更新制度について|埼玉県