実際の時間割
私の2年春学期の時間割です。教職の授業をとっている関係で、英語英文学科ならではの授業が少ないのですが、★印のある授業が選択授業です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1 | Academic Reading and Writing | 英文学史 | |||
2 | 通訳入門★ | Introduction to Second Language Acquisition★ | British Cultural History★ | ||
3 | General Tutorial English | 言語学入門 | |||
4 | ラテン語★ | 英語科教育法 | 教職概論 | General Tutorial English | |
5 | ドイツ語のコミュニケーション | 英語音声学★ | 生命医科学概論 |
水曜日2限の通訳入門はとても印象に残っていて、受けて良かったと1番に思う授業です。毎回の課題や予復習では完璧が求められ半分以上が脱落していきましたが、求められるレベルに食らいつくのは大変だったと同時に、自分の成長を感じられました。先生は現役の通訳者の方で、実際の通訳中の裏話や先生の考え方を知ることができ、とても面白かったです。
金曜日の生命医科学概論という授業は先進理工学部の授業です。理科系の授業を2単位取らなてはならないのですが、教育学部の理科系をとる以外にもこのように他学部の授業を履修するという選択肢があり、幅広い学びが得られます。(すっごく難しくて毎回圧倒されていただけのような感じもしますが…(笑))
ゼミ
2年生の秋から冬にかけて、3年次からのゼミを選択します。ゼミとは、教授の研究室に入ってより専門的な分野を学ぶ場で、週に1回、どこかの授業のコマを使って開かれます。150人ほどの学生全員が、10~15くらいあるゼミのどこかしらに所属することになります。
ゼミには、アメリカとイギリスの文学全般・特定の時代や作家等にフォーカスするもの・教員志望向けの英語教育に特化したもの・バイリンガル教育やテストそのものに焦点をあてたものなど、かなりの選択の幅があります。
2年生の秋前に学科の生徒全員を対象にしたゼミの説明会が開かれるので、そこでより詳しい研究内容や学生の声を聞くことができます。たくさんの種類があるので期限ぎりぎりまで志望するゼミを迷っていた友達も多かったですが、私は入学前から英語教員を志していたので、迷うことなく英語教育を色々な切り口から学べるゼミに決めました。
学科全体の雰囲気
入学してすぐに思ったのが、国際色が豊かだということです。まず、入試が英語の得意な人に有利なだけあって帰国子女がとても多いです。欧米のポップカルチャーが大好きな人もたくさんいます(笑) 数人の友達が2年生の秋から長期留学にいくなど、インターナショナルな雰囲気です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。よく勘違いされてしまうように、英語英文学科は英語の先生になるための勉強をする学科ではありません。どちらかというと文学部のようなイメージですが、教員志望者は教職の授業をとって専門的な教育系の授業を選択することができます。出席が重視される授業も多く、学生もまじめな人が多いです。英語を使って行われる授業もたくさんあるので、将来国際系に進もうとしている人にはぴったりの学科かもしれません。
英語が得意で、文学に興味があって、将来は英語を使った仕事をしてみたいと考えているみなさん!ぜひ、選択肢の一つとして教育学部英語英文学科を考えてみてください!