検定がモチベーションに繋がる
検定を、外国語学習の到達レベルの目安にしている人も多いでしょう。中国語の場合は、日本では中国政府公認の資格「HSK」と、日本で普及している「中国語検定」の2つが人気です。
私がおすすめしたいポイントは、この二つのレベルがちょうどいい具合に交互になっているというところです(おそらく偶然)。
問題形式が異なるので明確に比べることはできないのですが、中~上級は私の主観では「HSK4級→中検3級→HSK5級→中検2級→HSK6級」という難易度。どちらかの検定を一段階分頑張る間に、途中経過としてもう片方の資格を取ることが出来るので、目に見える結果が好きな人は「伸びてる感」を得ながら続けていくことが出来ると思います。
中国語が少しできると…
13憶人と話せる!
中国語のなかにもたくさんの種類がありますが、日本の大学で習う「北京語」が話せれば、中国語圏全ての人と会話できるようになります。13憶人という数字もすごいですが、中国大陸に限らず、世界中の中国語話者と話せるというのが大きな利点です。
プチ人助け(道案内など)ができる
街で中国人観光客を見かける機会は多いと思います。英語であれば、あまり話せなくてもなんとか単語を並べたり、固有名詞くらいなら聞き取れたりしますよね(私はできませんが)。けれど中国語の場合はあえて勉強しない限り「何となく単語はわかる」ことすらないため、中国語学習を始めてからは店員さんと観光客が意思の疎通が出来ずに困っているというシーンを何度も見かけました。駅に案内したり、飲食店で通訳したりする機会も多いため、会話練習を兼ねたプチ人助けができます。
就活で食いついてもらえる
私はあまり就職に繋げるということは意識せずに第二外国語を選択したのですが、実際に就活をしてみると、予想以上に興味を持ってもらえることに驚きました。直接的に中国語を使う仕事や中国語圏で働く仕事でなくても、需要に対して話せる人が圧倒的に少ないため興味を持ってもらえます。中国語と全く関係のない業種だと思っていても、意外なところに中国語話者とのメールのやり取りや簡単な翻訳、現地視察などの需要があることを実感しました。レベルの目安としては、いわゆる「日常会話レベル」に達していれば十分に武器になります。
まとめ
中国語を選択した理由とその魅力について書いてきました。面白さが伝わって少しでも学習者が増えたら嬉しいです。これを読んで中国語に興味が出なかった人も、自分に合った言語とその面白さがきっと見つけられるはず。語学学校に行かなくても学べるお得な機会、楽しんでたくさん吸収しましょう!