留年して損したことはない
留年をして「損したな~」と感じることはなかった。
留年と言うとマイナスなイメージを持つ人が多いと思うが、痛くもかゆくもなかった。
就職活動
就職活動では、留年に関することを突っ込まれた。
「なぜ留年したの?」と、面接で人事はここをほじくってやろうと質問してくる。
しかし、留年した理由を分かりやすく、論理的に話すことを意識して練習しておくと、人事も意外と納得してくれる。
それどころか「面白いね」とお世辞なのか、嫌みなのか、本気なのか分からないが興味を持ってくれた。
「留年」という単語を見て、聞いて初めにマイナスなイメージを持たれている分、しっかりと理由を説明できた時には、高評価を頂けることも少なくはなかった。
私にとって「留年」は就職活動においてプラスに働いたと考える。
学校に友達がいない
友達がいなくて大学がつまらない。ゼミやクラスでの授業も年下と受けることになる。
人によってはイヤだなと思うかもしれないが、私はそうでもない。
私の場合、休学していたこともあり、休学後は1つ下と、留年後は2つ下の学生と授業を一緒に受けた。
今まで一緒に授業を受けていた友達は大学にはいないが、大学以外の場所でも会える。
1つ下や2つ下の後輩と仲良くなることができたし、友達が増えた。
今まで友達と履修を合わせるようなこともあったが、誰にも気を遣わず自分の好きな授業を好きなだけ履修できる。これもこれで良い。
友達が学校にいなくて楽しくないという気持ちももちろん少しはあるが、良いこともあった。
まとめ
結果論ではあるが、留年してよかったと思っている。
内定を辞退して、留年してと聞くと普通ではない。と考える人が多い。
普通なら卒業して、内定をもらった企業で働くと言うだろう。
しかし、そういった普通、一般的な考え方で自分の進路、生き方を決めるのではなく、自分の考えで今の自分があると思うとなんか嬉しい。