野球をやめることにした理由
では、そのようなメリットを感じつつ、何故私は半年で退部したのでしょうか?その理由を説明したいと思います。
野球以外何をしたらいいか分からなかった
そもそも私が大学で青学の準硬式野球部に入ろうとした理由は、私が野球以外何も知らなかったからです。野球をやめるとなると何をしていいかわからないし、ただ遊んで生活するのも嫌だという気持ちもあり入部しました。
しかし続けていくうちに違和感を感じてきました。そんな時、友達から送られてきた孫正義さんの動画をみて理由がわかりました。私には目標がなかったのです。
これがなかったため、何をするにも意味が見出せず生活していました。
そして、私は決心しました。将来のために大学生という貴重な時間を費やそうと。
大学生の可能性の大きさ
そうして将来に向けていろんなイベントに行ったりしたり、いろんな人と触れ合ったりしているうちに同じ大学生が自分が考えていなかったような世界で目標に向かって頑張っていることを知りました。私が野球をしていることで得られるものはたくさんある。しかしその時間にできることは他にもたくさんある、とこの時私は痛感しました。私が何の目的なく、野球をやっている間にも、どんどん彼らが本当にやりたいことに向かって努力をしています。確かに部活をやることによって、もしかしたら多少就活が有利になるかもしれません。ですが、そこそこの企業になんのスキルも持たずに入ることで本当に満足するのでしょうか。そうした想いが私の頭の中に浮かんできました。
目標がない私にとっては、部活を続けるということに意味を見出せなくなりました。「それだったら将来に向かって可能な限り努力をしたい」「大学生という時間をフル活用して自分が本当にやりたいと思えるような道を切り開こう」と思ったのです。そして、その想いが上記に書いたような部活をやることでのメリットを上回ったため部活をやめるという結論に至りました。
終わりに
これは私が実際に経験して感じたことです。確かに高校でも部活漬けで狭い環境で育った人にとっては、すぐに結論を出すことは非常に難しいことであるとは思います。また部活をやっていく中で気づくことも多いと思います。その時はその時で判断すれば良いとは思います。
しかしそうして生活している時間にも、他人は自分のやりたいことに向かって努力をしているのだということを頭の中に入れておいて欲しいです。