おいでよ!所沢の山 ! 早稲田大学人間科学部入門 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

人間科学部での生活

ここからは、人間科学部での生活について話していきます。

どんな人がいるの?

1年間所沢キャンパスで過ごす中で、私は人間科学部の学生の二つの特徴を発見しました。
そして面白いことに、その特徴の裏付けには「所沢の山」という要素が大きく関わっているようです。

特徴①穏やかな人が多い

人間科学部の学生は、比較的穏やかの人が多いです。もちろん大学生なので飲み会で騒いだりということはありますが、普段のテンションや一対一で話す時などは特に穏やかで優しい子が多いなぁと実感しています。
この理由として私は「山奥のキャンパスで日々自然に触れているから心が安らぎ穏やか気持ちになりやすい」という仮説を立てました。決してふざけてはいません。
毎日都会の雑踏の中でビルに囲まれながら授業を受けるのと、日々姿を変える木々のせせらぎをBGMにしながら授業を受けるのでは精神状態が変わってくると思います。田舎と馬鹿にされがちな所沢キャンパスですが、裏を返せば日常のストレスを癒してくれる自然に四六時中囲まれることができます。
今鼻で笑ったあなた、案外自然も悪いものではないかもしれませんよ?
ちなみに私は自然に慣れすぎて、早稲田キャンパスにいる時には少しそわそわするようになりました。

特徴②結束力が強い

また、人間科学部の学生はお互い非常に仲が良く、横のみならず縦のつながりも強いのが特徴的です。キャンパスに近くに住んでいる友達の家で頻繁にお泊まり会をしているのを見かけます。
この理由としても、やはり山の中にキャンパスがあるという事実が大きく関係しています。キャンパスの位置がある種疎外された環境なので、仲間意識が芽生えやすく仲良くなりやすいです。一生の友達を作るには格好の環境だと思います。

サークルだって楽しみたい!

他のキャンパスとは違い、人間科学部には人間科学部同時のサークルがあります。所沢で明認に活動するので交通費がかからなかったり、結束力が強かったり、先輩から授業のレジュメや試験の過去問をもらえたり、つながりの強さが存分に発揮されたメリットがたくさんあります。
ただ表裏一体な要素として、規模が小さい、関わる人が限定される、自分に合うサークルがない、という思いを抱く人は早稲田キャンパスのサークルに所属することもあります。かくいう私も、規模感と雰囲気の違いから所属していた軽音サークルを抜け早稲田キャンパスの軽音サークルに入会しました。
一長一短ではありますが、独自の魅力があることは間違い無いでしょう。

最後に

自分の体感として、正直所沢キャンパスは他の学部よりもランクが下に見られたり馬鹿にされることがあります。しかし私は、だからといって人間科学部を自分の選択肢から外すことこそが馬鹿に見えます。それほどにいい学部でありいい場所であるからです。もしあなたのやりたいことが人間科学部で実現できそうだったら、迷いなく山に来て欲しいです。後悔はしません、私が保証します。そして、山で待ってます。

この記事をかいた人

トム

早稲田大学人間科学部 1年。東京都出身。親の海外赴任に伴い高校時代を米国で過ごす。そこで教育の違いに衝撃を受け、より良い教育の実現目指し、早稲田大学人間科学部に進学。