ほかの海外の大学と比較すると?
スタンフォード大学は世界大学ランキングで常に上位レベル
2019の順位 | 2018の順位 | 大学名 | 国 |
1 | 1 | オックスフォード大学 | イギリス |
2 | 2 | ケンブリッジ大学 | イギリス |
3 | 3 | スタンフォード大学 | イギリス |
4 | 5 | マサチューセッツ工科大学 | アメリカ |
5 | 3 | カリフォルニア大学 | アメリカ |
6 | 6 | ハーバード大学 | アメリカ |
7 | 7 | プリンストン大学 | アメリカ |
8 | 12 | イェール大学 | アメリカ |
9 | 8 | インペリアル・カレッジ・ロンドン | イギリス |
10 | 9 | シカゴ大学 | アメリカ |
(参照元:THE世界大学ランキング 東大、京大が順位を上げ、ランクイン校数は英国を抜き2位に|THE世界大学ランキング 日本版)
スタンフォード大学は2018年、2019年の順位がともに3位の評価を受けているため、スタンフォード大学の偏差値は世界規模で見ても高いです。
入学の難易度
全世界にある1250の大学を比較したベストグローバル大学ランキングでは、1位ハーバード大学、2位マサチューセッツ工科大学、3位スタンフォード大学、4位カリフォルニア州立大学バークレー校と、名門大学が続きます。
日本の最高峰である東京大学は62位です。東京大学で一番偏差値の高い文科一類が偏差値80なので、スタンフォード大学はそれ以上であることが分かります。
参考
Best Global Universities Rankings|U.S. News & World Report College and University rankings東京都の国公立大学・学部(文系)の偏差値一覧|Benesseマナビジョン
スタンフォード大学の特色
スタンフォード大学のキャンパスは33㎢もの敷地を誇り、大学自体が一つの街を形成しているといっても過言ではありません。モスクワ大学に次ぐ世界で2番目の広さと言われています。キャンパス内にはコンビニはもちろんチェーンの飲食店や自転車屋さんなどが揃い、キャンパスの中だけで生活することができてしまいます。
また、メインキャンパスの正面から向かって右半分はTechieと呼ばれる理科系の学部があり、左半分はFuzzyと呼ばれる文科系の学部の建物があります。
スポーツも盛んで、テニスコートは練習コートを含めて24面あり、ジムもキャンパス内に複数設置されていますが学生はこれらの施設を全て無料で利用することができます。
このようにスポーツ施設、大規模なブックストア、図書館や郵便局等が非常に充実していることに加えて、キャンパス内は‟スタンフォードバブル”と呼ばれるほど治安がいいのがスタンフォード大学の特徴です。
スタンフォード大学の英語力
スタンフォード大学を受験するためには学力はもちろんのこと、入学後に授業を理解することができる英語力も必要です。留学生には出願時にTOEFLやIELTSのスコアの提出を奨励しています。スタンフォード大学に合格するためには、TOEFLのスコアを最低でも100点以上取得する必要があります。
参考
What is Stanford University’s average TOEFL score of an accepted applicant?|Quora
スタンフォード大学の学力
スタンフォード大学受験には、SAT(Scholastic Assessment Test)とACT(American College Testing Program)のどちらかの成績を提出します。SATもACTも日本のセンター試験のようなもので、出願したい大学に成績を提出することで合否判定の基準になります。
SATは、読解、筆記、数学の試験で各科目800点満点、合計2400点満点で評価します。ACTは、アメリカ国内大学受験用の試験です。英語、読解、エッセイ、科学、数学の5つの科目があり、各科目36点満点で評価するのが特徴です。
スタンフォード大学の2018年合格者の成績は、数学が720点から満点、筆記と読解が700点から770点でした。スタンフォード大学合格のためには、合計2300点以上が必要になります。ACTでは、平均32~35点が必要です。
参考
Our Selection Process|Stanford
合格者の多くは満点に近い成績を収めています。SATとACTは試験の特徴が違うので、両方を受験して出願時に良い方の成績を提出することも可能です。
多様な評価ポイント
スタンフォード大学が大事にしている入学の審査基準では、学業が優秀なことが大前提です。しかし、SATの点数が満点だったとしても確実に入学することができないのがスタンフォード大学。
課外活動での評価や学術能力の高さ、社会的貢献など多角的に人物を評価します。学業だけでなく、広い視野を持ち、さまざまなことに興味・関心を持って学ぶ姿勢が大切になるでしょう。