子供が効率良く英検3級に合格する3つのステップ
最後に、子供を効率良く英検3級に合格させるための3つのステップを紹介します。基本的に中学卒業時の英語のレベルがクリアできていれば、難しい試験ではありません。ただし、合格することを意識すると、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つの技能試験をバランス良く得点することが条件となります。集中力のある子供ほどついつい自分の好きな分野だけに取り組んでしまう傾向があるため、親がバランスの取れた学習方法を教えてあげる必要があります。
イメージとの結びつけで効果的に単語力をつける
英検3級の合格ラインに到達するために行える、最も簡単な方法は学校で配られている教科書や単語帳を継続的にこなしておくことです。しかし、中学3年生になったタイミングで、バタバタと準備を始めざるを得ない子供も少なくありません。そんな子供たちでも興味を持って取り組めるのが、イメージとの結びつけで単語力を定着させる勉強法です。
一昔前まではひたすら単語を書き連ねる勉強法が一般的でしたが、最近ではイメージと結びつける学習法が効率的と言われています。具体的には、単語帳などを使って書き方を覚えながら、YouTubeなどの動画でイメージをつけるというものです。手を使うだけの作業に視覚的なアプローチを加えることで、飽きてしまいやすい子供にも人気の学習法と言われています。
リーディングとリスニングは過去問を総ざらい
リーディングとリスニングは基礎の英語力にもよりますが、基本的に過去問の総ざらいを行っていれば問題はありません。単語力と同様に、学校で配られている教科書などの教材を継続的にこなしていれば、試験の1ヶ月前くらいからでも十分に合格ラインに達することができます。また、英語に苦手意識を持ってしまっている子供には、こちらも英単語の学習法と同じくイメージと結びつける方法がおすすめです。リーディングとリスニングに特化した教材も販売されているため、1冊購入するのも1つの手段です。
過去問を繰り返すことで自然と出題傾向が見えてくるので、効率よく合格を目指すことができます。しかし書店にはたくさんの英検対策教材が販売されており、どれを使ったらよいか迷ってしまいますよね。
そこでおすすめなのが【旺文社 英検ネットドリル】というオンライン教材です。過去6年分の問題が丸ごと収録されていて、スマホやパソコン上から問題を解くことができます。また単語の意味をワンクリックで調べられる・予想問題で対策を完成させられるなど嬉しい機能が充実しており、英検合格率90%という実績もあるので安心して利用することができます。
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スピーキングの相手は先生にお願いする
先述のように、子供が苦手意識を持ってしまいがちなのが2次試験で試されるスピーキングです。基本的な英語力が備わっているのにも関わらず、初対面の試験官とのコミュニケーションがうまくいかなかれば、高得点を狙いにくくなるのが英検3級の特徴です。
そして、効率良く子供を英検3級に合格させるためには、スピーキングの相手を先生にお願いするという手段が最適です。
親が子供と一緒に英文を聞きながら、会話をするというシミュレーションも良い方法ですが、どうしても正しいアクセントや発音を教えられないという難点があります。また、英検3級ではコミュニケーション能力もチェックされているため、緊張感を保てる相手とのスピーキング練習がおすすめです。
英検3級は勉強の仕方次第で効率良く合格できる
英検3級に難しいというイメージを抱く人は少なくありませんが、中学卒業程度の英語力があり、自分の考えを口頭で伝えることができれば、問題なく合格できるレベルです。しかし、1次試験と2次試験が用意されており、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの能力のバランスが重視される点には注意が必要です。特にスピーキング力を試される2次試験では、初対面の試験官とコミュニケーションを取らなければならず、学校の勉強だけでは対策が不十分になりがちな内容と言えます。
参考
各級の目安│日本英語検定協会
英検3級のレベルと合格までの勉強法、面接の対策│英語の友
【英検3級レベル】難易度・範囲・問題傾向などを完全まとめ!│ESLClub
英検3級勉強法。小学生でも合格できて1級でも役立つ効率的対策│英語勉強法.jp
3級出題内容と合格率|英検3級合格ライン小学生
英検の合格点は何点?しっかり対策して合格を掴もう!cafe du cation|