英検5級の合格点は何点?合格ライン到達におすすめの勉強法もご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

英検5級はスピーキングテストもある

英検5級で重要なのは、リーディングとリスニングテストです。リーディングとリスニングのテストで合否判定されますが、それとは別にスピーキングテストも受験可能です。

「より多くの英語学習者にスピーキングテストを体験していただきたい」という思いから、公益財団法人 日本英語検定協会では、英検の4技能化の一環として、今回、4級・5級の受験申込者全員にスピーキングテストの受験機会を提供します。

(引用元:4級・5級スピーキングテストのご紹介|日本英語検定協会

スピーキングテストは、年3回受験可能です。リーディングとリスニングテスト受験後、日本英語検定協会のホームページから申し込みできるようになります。

合否に関係なく受験者全員が受けられる

英検の上級試験は、1次試験と2次試験に分かれていて、1次試験に合格しないとスピーキングテストは受けられないようになっていますが、英検5級と4級の場合は、1次試験の合否に関係なく全員がスピーキングテストを受けることができます。

使える英語力を身につけるためのテスト

スピーキングテストは、話す技能を測定するものです。読んで聞くことはできても話すことができなければ、英語でのコミュニケーションは難しくなります。

また、高校受験や大学受験でも英語面接が行われるなど、世間で広く英語を重視する傾向が見られます。英語を使って話すことができるように、英検ではスピーキングテストを取り入れているのです。

コンピュータ端末で受験可能

英検5級のスピーキングテストは、上級テストのように面接官との対面式の試験ではなく、インターネット上の専用サイトにアクセスすることで手軽に試験を受けることが可能です。

インターネット上の録音システムを利用して行われます。受験にはマイク機能があるパソコンやタブレット、スマートフォンを用意する必要があります。

英検の認定資格はリーディングとリスニングで行われますが、スピーキングテストの合否はネット上で確認することができます。合否基準は、英検CSEスコアで英検5級スピーキングテストの基準スコアになっている266点以上を取得できれば合格となります。

絵を見ながら質問に解答していく

英検5級のスピーキングテストはイラストを見ながら質問に解答していきます。説明文を音読する指示もあり、文章を口に出して読めるかどうかも見られています。音読習慣を身につけることも大切です。

終わりに

英検5級の合格点と勉強方法をご紹介しました。英検5級を受験する約8割が合格することができますが、最近は未就学児で受験するケースも増えてきています。読む、聞くだけでなく話す技術も必要な英検5級は、英語学習を始める子供にとって最初のチャレンジとして活用しやすいでしょう。

参考

5級の試験内容|日本英語検定協会
★ 合格ラインと配点基準|英検5級合格ライン小学生
【英検一次試験】合格点と時間配分を公開!2018年度最新版!(準1級・2級・準2級・3級・4級・5級)|ESL club
英検5級のレベルと合格までの勉強法|英語の友

この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
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