英検準2級に合格するための勉強法
英検準2級にはリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングのテストがあります。ここでは各分野の勉強法をご紹介します。
リーディング
英検準2級の長文読解では日常生活の話題に関する内容が出題されることが多いです。そのレベルの読解ができる力が求められます。大事なことは、文脈と長文のタイプを押さえることです。過去問をたくさんこなしていくと、ある一定の定型表現があることがわかってきます。英文の構造の基礎を理解してから長文を読み進めていくことがポイントです。また、リーディングの点数アップに語彙力強化は欠かせません。準2級のレベルに合った単語帳を使って対策するようにしましょう。
こちらの記事で単語帳やその他の参考書について詳しくご紹介しているので合わせて参考にしてください。
ライティング
英検準2級のライティングでは、日常生活で使用される話題について書けることが要求されます。具体的には、身近な話題についての意見を50~60語の英文で書けるレベルです。
解答時間の20分で知らない話題に関して英作文を作るのは至難の業です。普段から話題になっていることや、過去問で多く取り上げられる傾向のある話題を知っておくことが大切です。
また、英作文は経験が必要なスキルでもあります。いかに多くの問題をこなしたかで時間内に内容の濃い作文がつくれるかどうかが決まります。英作文が苦手という人は、たくさんの経験を積むためにも多くの問題に取り組むことが重要です。
リスニング
リスニングでは、日常生活に関する内容を聞いて、それを理解することができるレベルが求められます。すべての単語を聞き取ることに集中するのではなく、話の流れをおおまかに理解できるような聞き方を心掛けましょう。
英検準2級では、英検3級までとは異なり、リスニングの音声はすべて1回しか読み上げられません。また、第3部の文章も50語程度と長くなります。従って、「もう一度聞いて理解しよう」「全部聞いてから考えよう」という手は通用しなくなります。英文は読み上げられる順序のままに、小さなまとまりごとに理解する習慣をつけましょう。要点だけをメモするのも効果的です。
(参照元:英検準2級のレベルと合格までの勉強法、面接の対策 | 旺文社 英語の友)
スピーキング
英検準2級で必要となるスピーキングのレベルは、日常生活の話題について会話ができるところまで求められます。中でも注目されるのは文と文が上手くつなげられるかということ。日本語に例えれば接続詞にあたる部分です。いかに自然に文をつなげることができるか、同じ接続詞を多用していないかが重要なポイントです。普段から辞書を使わずに、自分の知っている単語で会話ができるような練習も必要です。
また、過去問の出題傾向を知っておくことも対策としては有効です。どのような問題の頻度が高いのかを知るために、過去問には積極的に取り組んでください。