【2019年度】学費の安い私立大学と、学費を抑える方法を解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

【2019年度】学費の安い私立大学ランキング

大学予備校の河合塾が発表している「2019年度 私立大学初年度納付金一覧」を参考にして作成した学費の安い私立大学ランキングをご紹介します。

※夜間、通信制などは除いています。
※大学によっては、このほか諸経費がかかる場合があります。

参考

私立大学初年度納付金一覧|河合塾Kai-Net

近畿大学は関西地区では人気の私立大学ですが、学部を選べば安く進学できるようです。しかし、現状ではどんなに学費が安い大学を探しても、やはり初年度納入金は90万円を超えてしまうようです。

私立大学の学費を安くおさえる方法

「子供が希望している私立大学に、どうにか進学させてあげたい……」と親は思うことでしょう。そこで、私立大学の学費を安くおさえる方法をいくつかご紹介します。

奨学金制度を利用する

学費自体が割引されるわけではありませんが、学業成績や家計状況など一定の基準をクリアすることで利用できる奨学金があります。代表的なのは独立行政法人日本学生支援機構の奨学金ですあが、そのほかにも大学独自の奨学金、住んでいる自治体の奨学金、あるいは民間企業や団体で利用できる奨学金など、さまざまな種類があります。

利用できる奨学金があるかどうかは、日本学生支援機構の「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」のページから一覧で確認できます。私立大学の進学を考えるのであれば、ぜひ一度利用できる奨学金がないか探してみると良いでしょう。

特待生制度を利用する

家計の状況が厳しいものの学業で優秀という学生に進学してもらうために、大学によっては独自に特待生の制度を設けている場合があります。大学が設けている厳しい基準をクリアする必要がありますが、場合によっては学費の全額もしくは一部が免除されることがあるようです。

志望校を選ぶ際に希望する大学に特待生制度がないかどうかを確認しておきましょう。

国の教育ローン

奨学金や特待生はどうしても学業成績や家計状況などの基準をクリアしなければ、制度を利用することはできません。しかし、日本政策金融公庫の教育ローンであれば、学業成績や家計状況などは関係なく学費を工面することができます。

また、ほかの奨学金との併用も可能なため「奨学金だけでは学費を賄うことが困難」という場合にも利用を検討できます。

終わりに

2019年度の学費が安い私立大学ランキングをご紹介しました。しかし、私立大学の学費は一概に「安い」とは言えない金額だと感じた家庭も多いでしょう。子供がその大学でどうしても勉強したいことがあれば、奨学金などの制度を上手に活用することをおすすめします。

参考

国公私立大学の授業料等の推移|文部科学省
28年度 学費平均額|旺文社教育情報センター
大学・地方公共団体等が行う奨学金制度|独立行政法人日本学生支援機構
教育一般貸付(国の教育ローン)|日本政策金融公庫
2019年度 私立大学初年度納付金一覧|河合塾Kai-Net

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ニーガタのオーモリ