我が子がライターになるには?3つのコツ
(1)日常会話で「考える力」を磨く!
ライターは文章で物事や意見などを表現しなければなりません。「どんな文章を書けば相手に伝わるか?」を軸に、常に思考しながら文章を練り上げていく必要があります。つまり「考える力」を存分に使って執筆していかなければなりません。
ベネッセ教育情報サイトでは平山入試研究所の小泉浩明さんが、中学受験を目指す親子にアドバイスをしています。子供の「考える力」を向上させる方法について、小泉さんは以下のように話しています。
楽しく学べるものとしては、親子の「対話」だと思います。ここでいう対話とは、たわいもない日常会話ではなく(もちろん日常会話も違った意味で重要ではあります)、一つの物事に対して、自分の考え方や感じ方を交換することです。
(引用元:文章力はあるほうなので、漢字の学習に力を入れています|ベネッセ教育情報サイト)
たとえば親子で同じ本を読んだら「お母さんはこう思ったけど、○○ちゃんはどう思った?」など、感想を交換し合いましょう。同じ物事を複数の視点で見ることで、「こんな捉え方があるんだ!」と子供に気づかせ、考えるための視野を広げることができるでしょう。
(2)親子で正しい言葉づかいを意識する!
記事の中には日常の会話のような口調で書くものもあれば、論文のような文体で執筆するものもあります。いずれの形にも対応できるよう、正しい言葉づかいを身につけておくことが大切です。
子供は大人の言葉を真似しながら「語彙」を増やしていきます。最も身近な大人である両親が正しい言葉づかいを意識することで、子供も自然とていねいな言葉を話すようになるでしょう。
心を許した家族の中での会話は、ときとして荒い言葉を使用してしまうかもしれません。「親の言葉を子供が覚える」ということを胸にとめて、子供に使ってほしい言葉づかいを意識して話しましょう。
(3)「好き」を深めて専門性を高める!
ライターが執筆する記事の中には、専門性が求められる記事も含まれています。専門家にインタビューを行うこともあり、取材したい業界に明るいと話題をふくらませることができるかもしれません。
もしも我が子に好きなことや趣味があれば、それらを楽しむ時間も大切にしてあげましょう。ライターとして働き始めるまで続けていたとしたら、その物事についてある程度の知識を持っていることになります。知識があればより詳しく文章を書くことができるため、説得力を増した文章を書くことができるようになります。
おわりに
特に現代ではwebライターの求人は多く、またwebライターの執筆した記事を読む機会も多いでしょう。身近な仕事だからこそ、正しい言葉づかいで話したり、考え抜いた文章を執筆したりすることでより活躍の場を広げることができます。
我が子の文章が、世界中の人々に読まれる日が来るかもしれません。憧れのライターになれるよう、我が子の夢を応援してあげましょう。
参考
文章力はあるほうなので、漢字の学習に力を入れています|ベネッセ教育情報サイト
子供の悪い言葉遣いを直す方法~良くない言葉遣いの原因と、マナーを身につけるコツ~|七田式教育公式サイト
ライターの仕事内容|Career Garden
発注が殺到するライターになるには・文章力の鍛え方・全国の求人|スタンバイ