立教大学を卒業した著名な文化人
立教大学の卒業生はさまざまな分野で活躍しています。ここでは文化界で活躍する3名の著名人をご紹介します。
西岸良平(経済学部)
西岸良平は『三丁目の夕日』で一躍有名になった漫画家です。立教大学経済学部の卒業生で、在学中は立教大学漫画研究会に属していました。2009年『鎌倉ものがたり』では第38回日本漫画家協会賞大賞を受賞し、翌年の2010年には紫綬褒章を受章しています。
伊集院静(文学部)
伊集院静は作詞家・作家として活躍しています。立教大学文学部日本文学科の卒業生で、野球部に所属していました。直木賞・吉川英治文学賞・司馬遼太郎賞など文学界の数多くの賞を受賞し、2016年には紫綬褒章を受章しています。中森明菜、近藤真彦、岩崎宏美などへの作詞の提供も行っています。
なかにし礼(文学部)
なかにし礼は作詞家・小説家として活躍しています。立教大学の文学部英文科にいったん入学しますが、中退・再入学を経て、文学部仏文学科を第1期生として卒業しています。石原裕次郎、アンルイス、いしだあゆみ、野口五郎など多くのアーティストへの楽曲提供、小説や随筆の作品発表と多方面で才能を発揮しています。
立教大学を卒業した著名なスポーツ選手
立教大学はスポーツも盛んな大学で、トップアスリートを多く輩出しています。ここではスポーツ界の著名人を紹介します。
長嶋一茂(社会学部産業経済学科)
長嶋一茂は元プロ野球選手です。長嶋茂雄の長男で、長嶋茂雄と親子共に立教大学の卒業生です。大学在学時は六大学野球で著しい結果を残し、日本代表選手に選出された経歴の持ち主です。
現在はタレント・野球評論家・スポーツキャスターなどとして活躍しており、特にバラエティ番組には多数出演しています。
多田野数人(観光学部)
多田野数人は元プロ野球選手で、立教大学観光学部の卒業生です。大学卒業後渡米し、アメリカのメジャーリーグ(MLB)の試合にも登板しました。帰国後は日本ハムファイターズに入団。現在は日本ハムファイターズの本部スカウトマンに就任しています。
マック鈴木に次いで「NPB所属経験がないままMLB昇格を果たした日本人選手」となりました。史上2人目であり、日米双方で初登板初勝利を達成した数少ない投手でもあります。
立教大学の卒業生の進路
立教大学では多くの学生が就職活動を行い、輝かしい実績を誇っています。実際には立教大学の卒業生の進路はどうなっているのでしょうか?
学生の就職率は高い
立教大学の就職率は、非常に高い傾向にあります。
(参照元:就職・進学データ|立教大学)
立教大学の公表する2017年度の進路決定状況を見ると、全体の84.0%が就職を決定し、その数は3,778名になります。特に女子学生は87.7%という高い数字を誇っています。