明治大学出身の著名な文化人
明治大学は芸能人だけではなく、文化の分野でも著名人を多く輩出しています。
三田紀房さん(経済学部卒業)
三田紀房さんは、『ドラゴン桜』で大ブレイクを果たした漫画家です。明治大学経済学部を卒業しています。大学在学中は剣道の競技経験があったそう。現在は週間ヤングマガジン・スーパージャンプ・モーニングなどに多く連載を持ち、多くの著書も発売しています。
大学卒業後はいったん就職し、実家の手伝いをするなど漫画家とは全く異なる経歴を持ち、30歳のときに第17回ちばてつや賞(講談社)に入選、その後2003年から連載が始まった『ドラゴン桜』が大ヒットしました。
立川志の輔さん(経営学部卒業)
立川志の輔さんは、落語家としてとても有名な方です。2008年には芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2015年には紫綬褒章を受章しています。明治大学の経営学部を卒業しており、大学在学中は落語研究会に所属していました。1983年に立川談志に入門、1990年には立川流真打に昇進しています。落語以外にもNHKの『ためしてガッテン』の司会、映画や声優など、さまざまな分野で活躍しています。
天童荒太さん(文学部卒業)
天童荒太さんは『永遠の仔』を代表作に持つ作家です。『永遠の仔』は大ベストセラーとなり、連続ドラマ化もされました。天童さんは明治大学文学部演劇学科を卒業しています。2009年1月、『悼む人』によって第140回直木賞を受賞。2013年には『歓喜の仔』で第67回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)を受賞しました。著書の多くがドラマや映画化されているため、天童さんの作品は幅広い年代の方に親しまれています。
明治大学出身の著名なスポーツ選手
明治大学は野球・サッカー・ラグビーなどさまざまなスポーツが盛んで、多くのトップアスリートを輩出しています。
長友佑都さん(政治経済学部卒業)
長友佑都さんは、プロのサッカー選手です。現在、日本代表としても活躍しており、トルコのスュペル・リグ・ガラタサライに所属しています。明治大学政治経済学部には指定校推薦で入学し、大学時代はサッカー部に所属していました。全日本大学選抜やユニバーシアード代表にも選出され、大学時代にサッカー部を退部し、特別指定選手としてFC東京と契約をしました。プライベートでは2017年に女優の平愛梨さんと結婚し、2018年には第一子をもうけています。
水谷隼さん(政治経済学部卒業)
水谷隼さんは、北京オリンピック、ロンドンオリンピック、リオデジャネイロオリンピックの卓球日本代表選手です。日本人初のシングルスでのオリンピックメダリストで、全日本卓球選手権男子シングルスで史上最多の優勝9回の偉業を達成しています。明治大学の政治経済学部を卒業し、大学在学中には、全日本卓球選手権で史上初の男子シングルス5連覇を達成しました。日本卓球プロリーグに加入し、現在も活躍を続けています。
丹羽孝希さん(政治経済学部卒業)
丹羽孝希さんは水谷さんと同じく、卓球選手として将来を嘱望されている若手のホープです。高校在学中の2009年の東京卓球選手権大会では、国内シニア大会で初優勝しました。2009年横浜市で開催された第50回世界卓球選手権個人戦に日本男子史上最年少で代表に選出されています。大学在学中の2016年、リオデジャネイロオリンピックの団体戦では日本男子初の銀メダル獲得に貢献しました。
野村祐輔さん(商学部卒業)
野村祐輔さんは広島東洋カープに所属するプロ野球選手です。明治大学商学部の卒業生で、大学時代は硬式野球部に所属していました。入部後は1年春から登板し、1964年以来44年振りとなるリーグ史上5人目の「シーズン防御率0.00」を達成しました。大学4年の春には史上14人目の通算300奪三振を達成し、秋には東京六大学史上7人目の30勝300奪三振を達成するなど輝かしい成績を残しています。