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子供が大学院に進学する場合、受験の願書などと一緒に提出を求められることが多い「志望理由書」。どのようなことを、どのように書けば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか? 当記事では、大学院入試で志望理由が必要とされる理由や、志望理由書に書くべき内容と例文をご紹介します。
もくじ
大学院入試で志望理由が必要な理由
そもそも大学院入試では、なぜ志望理由書の提出が求められるのでしょうか。大学院入試に志望理由が必要な理由を解説します。
なぜうちの大学院・研究室なのか知りたい
文部科学省が平成28年に発表した「大学院の現状を示す基本的なデータ」によると、日本には大学院の修士課程を設置している大学は、国公立・私立を合わせて1,703校あります。また研究室単位で考えると、さらに数は多くなります。
数多くある大学院の中から「なぜ、この大学院へ進学したいのか?」という質問をするのは、研究を指導していく側からすれば「うちの大学院や研究室に何を期待しているのか」を確認する作業でもあります。
論理的な説明ができているか
論理的な思考力を持って、物事を説明することができるかを志望理由書で見ている可能性もあります。大学院の志望理由書はある程度の文量を求められることが多いです。大学院に進学すれば、研究を進めるにあたって論文や関係書籍を読み、最終的には自分自身も論文を書くことが求められます。
そのため、志望理由書全体をとおして「志望理由が論理的に述べられているか」についても見られていると思った方が良いでしょう。
大学院進学にあたっての熱意を見たい
自分が専攻する分野や研究に対しての「熱意」を見たいとしている大学院もあります。大学院に入ってから行う研究は、「ゴールが見えない」「答えのない」ような問題に取り組んで行くことが多くなります。
そのため、研究を継続していくための自主性や継続力が必要となり、それを支えていくのが研究や自分の分野に対する熱意だと考えられているようです。