5S大学を選ぶメリットは?
簡単に入ることのできない5S大学は、入学するには努力が必要となります。ただし、5S大学を選ぶのにはメリットもあります。ここでは5S大学を選ぶメリットをご紹介します。
倍率が低いから合格しやすい
国立大学の入試は、センター試験の成績で志願者が割り振りをされるため、倍率は低くなります。新潟大学などは、2017年前期の倍率がすべて1%台です。
現在国立大学では、センター試験の科目増を受けて志願者が減少したことを考慮し、後期日程の廃止や縮小が進んでいる傾向にあります。
大学名 | 学部 | 2017年度倍率 |
---|---|---|
東北大 | 経済 | 1.9 |
東京農工大 | 工 | 1.9 |
新潟大 | 人文 | 1.9 |
法 | 1.8 | |
理 | 1.5 | |
工 | 1.8 | |
農 | 1.7 | |
医(保健) | 1.7 | |
金沢大 | 人間社会 | 1.9 |
理工 | 1.8 | |
大阪大 | 医(医) | 1.9 |
医(保健) | 1.8 | |
岡山大 | 文 | 1.7 |
法 | 1.9 | |
教育 | 1.7 | |
理 | 1.5 | |
工 | 1.8 | |
環境理工 | 1.7 | |
農 | 1.5 | |
広島大 | 教育 | 1.8 |
理 | 1.9 | |
医(保健) | 1.9 | |
九州大 | 医(生命科) | 1.7 |
医(保健) | 1.8 | |
長崎大 | 多文化社会 | 1.6 |
経済 | 1.6 | |
工 | 1.8 | |
環境科 | 1.6 |
(参照元:低倍率入試の陰でひたひた 国立大「序列化」の波|毎日新聞,『倍率が1倍台の有名国立大(前期)」』より作成)
Marchと同レベルだから就職しやすい
就職活動をする上で重要となるのが学歴です。いわゆる学歴フィルターと呼ばれるもので、5S大学を卒業して就職をする際、学歴フィルターにとおるのかという点は非常に重要です。
5S大学の平均偏差値は53です。これはMarch(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)と同程度の偏差値になるので、学歴フィルターがあっても書類選考で落とされるということはないと考えて良いでしょう。
各大学では資格取得ができるので、卒業したというだけではなく有効な資格を取得することも大切なポイントです。
5S大学への進学を検討してみよう
5S大学は倍率はそれほど高くはないものの、簡単に入学できる大学群ではありません。各大学ごとに特色や就職の傾向などが異なるため、まずは情報収集を行い、子供がどの方向に進みたいのかを一緒に明確にしてみましょう。その上で、国立大学である5S大学への進学をぜひ検討してみてください。
参考
低倍率入試の陰でひたひた 国立大「序列化」の波|毎日新聞
大学群偏差値 国立|大学偏差値.biz
5S大学とは?序列や各大学の特徴は?|田舎ハック
学歴フィルターは大学群で決まる!?理系なら通過!?|ヒューマンデザイン総合研究所
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