応用的な英語を学ぶのに役立つアプリ
続いて、応用的な英語を学ばせたいという方に向いているアプリをご紹介します。基礎から中級の学習を終えた子供や、英語を通して他の情報を得たい子供には、英語のニュースやプレゼンテーションを見せるのがおすすめです。
POLYGLOTS
『POLYGLOTS』は、英語のニュースが読めるアプリです。単語をある程度覚え終わった子供に、より実用的な力をつけさせたいときに最適です。カテゴリーごとにニュースを探せるため、それぞれの興味に合った記事を読むことができます。興味のある話題のニュースに触れることで、より英語学習を楽しめるでしょう。また、ただニュースを読むだけでなく、単語リストもついているため、単語学習も並行して行えます。
NHK WORLD RADIO JAPAN
NHKのニュースを英語で聞くことができるアプリです。日本のニュースであるため、正確に聞き取れなくてもある程度理解することができ、やる気の向上につながります。話すスピードも中級者向けで速すぎず、他のリスニング教材で挫折してしまった子供にもおすすめです。基礎単語を覚え終わったものの、ネイティブスピーカーの日常会話のスピードだと速すぎて聞き取れない、というレベルの方に適しているでしょう。
English AudioBooks – TEDで英語を学ぶ
英語自体を学ぶ過程を過ぎたら、英語を使って何かを学ぶ段階に入りましょう。子供が自発的に学びを深めていくきっかけに、このアプリは最適。英語で話されたプレゼンテーションを動画見ることができ、英語を通して新たな知識を得ることができます。リスニング力が高い子供は、映画やドラマでさらに英語を学ぶこともできますが、『TED』で取り上げられる動画はそれらに比べて時間が短いため、空いた時間に効率良く学習することができます。
英会話レッスンの事業を展開する株式会社Selanの樋口亜希代表は、次のように述べています。
単語ももちろん、覚えることに意味はありますが、使わないとどんどん忘れてしまいます。ですので、覚えるのは「文章ごと丸暗記」を基本にしましょう。
学校の英単語テストの和訳は答えられるけど、実際のシーンでどう使われるのかを習わないため、覚えた単語が「使えない単語」になってしまうのです。
（引用元：｢子どもの英語教育｣､よくある誤解と4大秘訣｜東洋経済オンライン）
『TED』は興味のある文章を丸ごと暗記する学習に適していると言えるでしょう。
