インターンシップに初めて参加する人にとって、私服なのか、スーツなのか、どのような服装で参加すればいいかは悩みの種です。今回の記事では、「スーツ」「ビジネスカジュアル」「服装自由」「動きやすい・汚れてもいい服装」の4つのパターンに分けてコーディネートをご紹介します。
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もくじ
インターンシップの服装を決めるときに考えること
一口にインターンシップと言っても、体験できる業務内容はさまざまです。インターンシップにどんな服装で行くかは、業務内容によって変わってくるでしょう。まずは、インターンシップの服装を決めるときに軸となる3つの考え方を解説していきます。
企業からの指定があるかどうか
企業から服装の指定がある場合は、指定に従いましょう。主流は「スーツ」ですが、「ビジネスカジュアル」や「服装自由」という企業も多くなってきています。また、何も指定がない場合もあります。その場合は、スーツで行くのが無難ですが、気になる場合は担当の方に直接問い合わせてみてもいいでしょう。
インターンシップの業務内容は何か
ビジネスカジュアル、もしくは服装自由の場合は、スーツ指定とは異なり選択肢が多くあります。悩んでしまう学生の方も多いのではないでしょうか? インターンシップ中の業務内容から考えましょう。
グループディスカッションやグループワークのように、一日中オフィスにいてあまり動きがないようなものであれば、ジャケット、白地のシャツにスラックス(男性)、ジャケット、白のブラウスにパンツ(女性)というシンプルなビジネスカジュアルが適しているでしょう。
また、面接の際に目にした先輩社員の服装を参考にすればイメージしやすいです。
仕事に適した服装と言えるか
「服装自由」の場合は、仕事に適した服装であるかがポイントとなります。例えば、必要以上に露出度の高い服装やサンダル、帽子、デニムパンツ、スニーカー、柄物のシャツなどは仕事に適しているとはいえません。
そう考えていくと、「服装自由」や「私服」の意味は、「友達と遊びに行くときのような
ラフな格好でいい」ということではないと分かります。先輩社員や会社の役職者を前にしても恥ずかしくない格好をしましょう。
①スーツの場合
リクナビのアンケート調査によると、約7割の学生が、スーツでインターンシップに参加しています。服装が自由な業界もありますが、それでもスーツ着用が主流であることは変わりないようです。
(参照元:インターンシップにどんな服装で参加した?先輩たちのコーディネート例を紹介!|リクナビ就活準備ガイド)
落ち着いたカラーリングがおすすめ
スーツ指定の場合は、基本的にリクルートスーツを着用しましょう。就活でも使うことができます。また、大学の入学式向けに購入したスーツでも、派手なものでなければ問題ありません。
色は黒が一般的。黒以外の場合は、グレーやネイビーなどの落ち着いた色にしましょう。ストライプなどは、目立たない程度のものであれば大丈夫でしょう。スーツの色に合わせて、靴、かばんも選びます。男性の場合はベルトの色をスーツと合わせると統一感が出ます。
清潔感を意識する
シャツは、清潔感を出せる白がおすすめです。無地の白なら冠婚葬祭でも使えるので、値段が張るものを買っておいてもいいでしょう。
スーツ、靴、カバン、シャツなど、目に見える部分の清潔感にはこだわるようにしましょう。特に、スーツのしわになりやすい背中やお尻の部分は、きちんとアイロンがけをしておきます。
また、シャツの襟の部分はシミになりやすいので、細かくチェックすることをおすすめします。インターンシップ前にクリーニングに出しておくと安心です。
夏場のスーツと冬場のスーツのポイント
インターンシップは、夏場と冬場に行われることが大半です。シーズンごとのスーツ着用に対する疑問も解消していきましょう。
夏場でもジャケットは着用していくのが無難です。クールビズが推奨され、ジャケットやネクタイを着用しないビジネスパーソンが増えていますが、それでも外出や商談のときにはジャケットを着用するのが基本的なビジネスのマナーです。
インターンシップで先輩社員がジャケットを着用しているのに、自分はシャツにノーネクタイというケースを想像すると、ジャケットとネクタイはあった方が無難であることが分かります。インターンシップに向かってから、社風から考えて問題ないのであればジャケットを脱げばいいでしょう。
冬場は、コートやマフラー、手袋を着用して会社に通うことになります。コートは、トレンチコートかステンカラーコートがおすすめです。色は、スーツと同様に落ち着いたトーンにしましょう。また、マフラーや手袋も落ち着いたトーンの色を選ぶのがおすすめです。