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メルボルン大学は、オーストラリアで一番高い評価を受けている大学です。また、留学生が多く在籍しており、世界中から積極的に学生を受け入れている大学でもあります。さらに、メルボルンは世界一住みやすい都市としても有名です。今回の記事では、メルボルン大学の3つの特色と入試情報、学費を解説します。メルボルン大学を知るきっかけになれば幸いです。
もくじ
メルボルン大学の概要
メルボルン大学は、1853年に創設された大学で160年以上の歴史を持っています。世界大学ランキングでは、オーストラリア国内で常にNo.1に輝いています。また、オーストラリア大統領やノーベル賞受賞者を17人輩出するなど、卒業生や大学関係者の活躍も素晴らしい大学です。
キャンパスは全部で8つあり、それぞれのキャンパスに図書館や食堂、銀行、郵便局、薬局、カフェなど、生活にも必要な施設が整えられています。
世界大学ランキングから見る評価
メルボルン大学は、世界大学ランキングで30~40位にランクされる大学です。日本では、東京大学がTIMES HIGHER EDUCATION(2020年)で36位になっており、同レベルの評価を受けています。メルボルン大学はオーストラリアでNo.1の大学で、その点でも東京大学と共通点があります。
ランキング | メルボルン大学 | 東京大学(参考) |
TIMES HIGHER EDUCATION | 32位 | 36位 |
Quacquarelli Symonds | 38位 | 22位 |
Academic Ranking of World Universities | 41位 | 25位 |
参考
World University Rankings 2020| Times Higher Education
Top Universities in the World 2020|Top Universities
Academic Ranking of World Universities 2019|Shanghai Ranking
また、オーストラリアのトップ大学で構成されるGroup of Eightの1つです。さらに、アメリカのコネチカット大学やカリフォルニア大学デービス校 、オランダのアムステルダム大学、日本では早稲田大学がメンバーになっている、Universitas 21の一員でもあります。
参考
メルボルン大学の3つの特色
メルボルン大学は、「メルボルン」という国際都市に惹かれて、世界中から学生が学びに来ています。その結果、メルボルン大学の学生のうち、1/3以上が留学生です。また、自分の専門分野以外を履修するシステムがあるのも特色です。
学生の1/3以上が留学生
2019年度の学生数は5万人以上で、そのうち19,200人が留学生です。
(参照元:大学の沿革と概要|メルボルン大学)
日本の大学と比較すると、留学生の数は早稲田大学が最も多く、2018年度で7,942人です。大学全体の在籍者数は、52,432人なので、留学生は15%ほどです。人数にしても、留学生の比率にしてもメルボルン大学とはかなりの開きがあることが分かります。
参考
自分の専門外の分野も幅広く履修できるシステム
メルボルン大学では、どの学部生も自分の専門分野以外の分野を一定数履修する必要があるブレドス科目というシステムが導入されています。ブレドス科目があるので、自分の専門分野を大学1年生の時点で決められていない場合や、複数の分野に興味を持っている場合は、自分の興味・関心を確かめる良い機会になるでしょう。
また、違う学部の学生が共に学ぶことで、今までと違った発想を得られたり、交友関係の幅が広くなるメリットがあります。
国際都市メルボルンという好立地
安定性・ヘルスケア・文化と環境・教育を評価基準とした世界で最も暮らしやすい都市ランキングで、メルボルンは2019年に2位にランクインしています。また、これまでに7年連続で1位に輝いたこともある魅力的な都市です。
公用語が英語であることから、移住先として人気を集めており、生活水準・教育水準が高いことでも有名です。さらに、テニスの全豪オープン・F1オーストラリアグランプリの開催地であり、美術館や博物館も多く存在しています。
そして、メルボルンには、メルボルン大学以外にもモナッシュ大学やビクトリア大学など複数の大学本部があり、ロンドン・ニューヨーク・パリに次ぐ学生が多い都市としても有名です。
参考
World’s most liveable cities: Vienna’s win leaves Sydney and Melbourne in a spin|The Guardian