高校生になると、子供が自転車通学をするという方は多いと思います。中学と異なり、遠方の高校に通う可能性もあります。しかし、そんなハードな通学を支えてくれる自転車を準備をしたいのに選択肢が多くて分からないという方も多のではないでしょうか? 本記事は高校生向け自転車選びのコツとおすすめをご紹介します。
もくじ
自転車を選ぶポイント
高校生用の自転車を選ぶポイントは毎日のハードな通学に耐えられる丈夫さがあるかどうかです。具体的にどのような点について注意すればいいのかご紹介します。
安全性
安全な自転車を選ぶ際の指標となるのがBAAマークです。
BAAマーク制度における「自転車安全基準」は”安全で長持ちし、環境に優しい自転車”を目標に、乗る人の安全を第一に考えて、当会が制定した自主基準であり、JIS(日本工業規格)をベースとしています。
加えて、自転車安全基準ではJISにない要件(例えばライトに関しては自動点灯または手元操作可能なライトに限定)やJISより厳しい基準値(例えば雨天時ブレーキをかけて停止するまでの制動距離の短縮化)を定める等安全性を高めています。
(出典:一般社団法人自転車協会)
カゴの大きさ
高校生になると教科書に加えて参考書なども増えるため、かばんも重たくなります。それに加えて部活動の用意などもあって、荷物が全体的に多くなります。そんな大変な通学の負荷を少しでも減らすためにかごがある程度大きいことが重要です。
タイヤのサイズ
身長 | フレームサイズ |
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約135㎝~165㎝ | 24インチ |
約140㎝~170㎝ | 26インチ |
約150㎝~180㎝ | 27インチ |
出展:cyma
おすすめのフレームサイズ
男子 | 27インチ |
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女子 | 26インチ |
タイヤの高さによっても乗り心地は違うので、購入前に試乗することをおすすめします。つまさきが両方地面につくくらいのサイズ感が良いでしょう。
ギアの切り替え
道路は平坦なところばかりではありません。変速ギアがないと通学に疲弊してしまいます。変速ギアには外装変速機と内装変速機があり、外装変速機の多くは6段で内装変速機の多くが3段変速。細かく変速できた方が良さそうですが、6段変速の外装変速機にはメンテナンスが必要になります。街乗り用であれば内装変速機の方がメンテナンスフリーで乗れるのでおすすめです。
ライトの明るさ
部活動や予備校の帰りにはすでに外が暗くなっていることも多いです。現在、夜間走行時のライトの点灯が義務づけられており、自分の視界だけでなく、対向車や歩行者からも見つけやすいという効果があります。ライトには「バッテリー」「ダイナモ」「オートライト」がありますが、オートライトがもっとも使いやすいでしょう。