高校生の通信教育の選び方と比較方法!おすすめの通信教育5社も紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

高校生向けの通信教育は、いくつも種類があってなかなか選べません。でも、通信教育のメリットと選ぶポイントを把握していれば、自分に合った通信教育サービスを選ぶことができます。今回の記事では、おすすめ通信教育5社の「料金」「教材の難易度」「学習形態」に加えて、特徴や無料体験の有無をご紹介しています。

高校生が通信教育を使う3つのメリット

まずは、高校生が通信教育を活用する3つのメリットをご紹介します。「時間」「利便性」「効率」がキーワードです。

スキマ時間を使って学習できる

多くの通信教育に共通しているのは、短い時間で学習を進められるという点です。例えば、後ほど紹介する進研ゼミ高校講座では、1つの映像授業は約5分でまとめられています。5分であれば、電車の待ち時間などのスキマ時間に学習することができます。

スマートフォンやタブレットに対応している通信教材を選べば、かばんやポケットから取り出して5秒後には学習を開始できます。受験生であっても時間はみんな同じです。だからこそ、スキマ時間に学習できるのは大きなメリットとなります。

重たい参考書・問題集を持ち歩かなくて良い

スマートフォンやタブレットで学習することができるので、参考書や問題集を持ち歩く必要がありません。例えばスタディサプリでは、スマートフォン1つあれば5教科18科目の動画が視聴可能です。

また、学習スケジュールも含めた学習に関するすべてが1つになっているので、利便性が非常に高いです。わざわざ手帳をチェックする必要もなくなります。

体系的かつ効率的に学習を進められる

通信教育は、高校生の学習内容だけでなく、小学校からの内容を学べるコースも用意されています。これまでの学習のつながりが整理されており、いつでもアクセスできるため、つまずいたところまで戻って学習することも可能です。

また、学習状況や学習時間、間違えた問題、苦手な分野などがデータとして蓄積されているので、自分でテキストにメモや印をつけなくても、学習状況の把握や復習が効率的にできます。

高校生向け通信教育を選ぶときの3つのポイント

続けて、通信教育サービスを選ぶときの3つのポイントをご紹介します。自分に合った通信教育を選ぶには、「レベル」「学習形態」「どう使うか」の視点が大切です。

教材の難易度・レベル

どんなに利便性が高く効率の良いサービスでも、内容が簡単すぎたり難しすぎたりしては学力向上には結びつきません。ですので、無料体験を利用して教材のレベルを確認しましょう。

一般的には、東京大学や京都大学、医学部などを目指すコース、難関私立大学を目指すハイレベルコース、それ以外の大学を目指すスタンダードコースに分かれています。さらに、高校1・2年生向けには、基礎を固めるコースもあります。どのような目的で通信教育を受けるのか整理してから学習に取り組みましょう。

学習形態(紙orデジタル・動画or演習)

通信教育の学習形態は、紙と、タブレットなどのデジタルテキストに分けられます。通信教育のメリットを生かすのであれば、デジタルがおすすめです。

また、提供している内容が、動画授業などインプット中心なのか、問題演習などアウトプット中心なのかも確認しましょう。Z会のようにどちらも提供されていれば、状況に合わせて使い分けることができます。

メイン教材かサブ教材

メイン教材として活用するか、塾に通いつつサブ教材として活用するかも、選ぶときのポイントです。スタディサプリのスタンダードコースであれば、月額980円とリーズナブルなので、サブ教材として活用しやすいでしょう。

メイン教材として活用する場合は、モチベーションを高めてくれるコーチがついている通信教育を選ぶことをおすすめします。