子供の夏休みの宿題で最後まで残ってしまいやすいのが読書感想文です。そもそも読書習慣のあまりない子供の場合、本を選ぶことにも時間がかかってしまいます。本記事では本の選定につまずいている方に向けておすすめの選び方をご紹介します。
もくじ
本選びのポイント
膨大な本のなかから自分に合った1冊を選択することは簡単なことではありません。背表紙とあらすじだけ読んでもその本の真意は分かりません。本章では、本選びの具体的な5つの方法をご紹介します。
簡単な文章
本によっては読むことに何日もかかってしまうようなものもあり、読書習慣のない子供の場合は読むだけで挫折してしまいます。カバーやあらすじに対象年齢・学年が記載されている本もあるので、書店で選ぶ際には確認してみましょう。ページ数は多くてもスラスラ読める本があったり、薄くても内容が難しい本もあるので、まずは適当なページを開いてみて、つながりは一旦置いておいて、すんなり読める文章か、など確認してみてもいいでしょう。
子供の興味、関心がある
単純に「流行っている」「人気作品だから」といった理由で本を選択するのは必ずしも良いわけではありません。子供にはそれぞれ興味範囲があるので、本を選ぶ前にまず子供が何を好んでいるのか、どんなことなら時間を忘れて取り組めるのかなどを考えてみるのも良いでしょう。そうすることが納得感のある選書につながります。
子供と主人公に共通点がある
あらすじや口コミである程度お話のアウトラインをつかむのは悪いことではありません。子供向けの本というとどうしてもファンタジーや派手な物語の方が良いのではないか、という考え方になってしまいがちです。しかし、どの物語にも実は物語の型があり、そのなかには自分と似た境遇の主人公がいるかもしれません。共通点があれば読書スピードも加速し、内容にのめり込むことができます。