フレネ教育は日本でも受けられる!日本国内のフレネ学校まとめ - cocoiro(ココイロ)

フレネ教育は日本でも受けられる!日本国内のフレネ学校まとめ

日本で学校と言うと「30~40人の生徒が先生の授業を静かに聞いている」といった光景がおなじみですが、海外の特色ある教育法ではまったく違った学校生活が展開されます。なかでもフランス発祥のフレネ教育では、生徒の主体性を育てることを主目的とされ、近年注目が集まってきています。本記事では日本国内でフレネ教育が受けられる学校をご紹介します。

日本で学べるフレネ教育

フランス発祥のフレネ教育ですが、日本にも数校がその教育法に基づいた学校運営をしています。それぞれ受け入れている年次や地域も違い、それぞれに特色があるので確認していきましょう。

けやの森学園幼稚舎・保育園

埼玉県狭山市にあるフレネ教育の幼稚舎・保育園の一体型学園です。当初は2歳からの幼稚舎のみでしたが、生後6ヶ月から入園できる保育園も増設され、平成29年度には保育園に30名、幼稚舎に51名の児童が在籍していました。「身体で学ぶ」ことを学習の基本とし、周囲に自然の多い立地にあります。夏と冬には冒険活動があり、夏は2泊3日のひとりだちキャンプ、冬はスノーキャンプと学園の理念を存分に味わいます。

そうした自然活動のなかから感性を養い、日常に楽しみや喜びを創造する手立てを身体で学んでいきます。

けやの森学園幼稚舎・保育園

ジャパンフレネ

1999年4月に豊島区雑司が谷に開校したフリースクールです。平日の10~17時まで開校しており、6~18歳を受け入れています。大人数を一括で管理するような教育ではなく、選択登校の子供が自ら学びを獲得することを掲げています。子供に主体性を持ってほしいという教育方針の家庭にぴったりです。

たとえば、基礎数学と日本語以外の授業は自分でペースを考えて学習できます。教材はスタッフが自ら研究して作成しており、授業の研究のために新宿・神奈川・山梨で毎月研究会がおこなわれています。日本にあるフレネ学校のなかでも本流を忠実に守っているスクールと言えます。
ジャパンフレネ