タブレット端末の普及により、紙のテキストではなくタブレットを使用して学習できるようになりました。今回はタブレット学習にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、紙の学習との違いは何かについてご説明します。
もくじ
タブレット学習とは
タブレット学習とは、タブレット端末を用いて行う学習のことです。主に小学生、中学生を対象とした通信学習サービスから提供されています。
タブレット学習で使用するタブレットは自宅のものをそのまま使える場合もあれば、サービス提供業者が専用のタブレットを配布してくれる場合もあります。専用タブレットを使用する場合は、お金がかかる場合もありますのでご注意ください。
タブレット学習のメリット・デメリット
タブレット学習のメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
- 子供の学習意欲を刺激しやすい
タブレット学習の教材では、紙のテキストよりもさまざまな演出をすることができ、子供の学習意欲を刺激しやすくなっています。
- ドリルなどの教材がかさばらない
紙のテキストだと範囲が広ければ多くの参考書やドリルを用意する必要があり、保管場所などがかさばっていて不便ですが、タブレット学習ではタブレットさえあればすべての範囲を学習することができます。
- 動画や音声などで学習できる
タブレット学習では動画や音声などを使って学習することができます。紙のテキストでは文章を読む、図やイラストを見るしかありませんでしたが、タブレット学習では動画や音声も使えるため、多くの感覚器に刺激を与えながら学習することができます。
デメリット
- タブレット端末代がかかる
タブレット端末を使って学習するには、タブレット本体の料金が必要になります。タブレットは高額なものが多いので、ある程度初期費用がかかることは覚悟しておく必要があるでしょう。
- 勉強に関係ないアプリで遊んでしまう
タブレットを使っているときはタブレットで勉強していると言い訳ができるため、勉強とは関係ないゲームやSNSで遊んでいても親は気づきにくくなります。子供の学習状況を確認できるサービスもありますので、そのような機能を利用して子供の学習が進んでいるか確認できるようにしておいた方が良いでしょう。
- 書いて覚えることができない
タブレット学習では、紙の学習よりも書いて覚える頻度が少ないです。書くことで視覚・触覚の両方で覚えられます。タブレット学習は確かに便利ですが、すべてをタブレットに頼り切りにならず、紙で書いて覚える学習もある程度取り入れた方が良いでしょう。