高校受験を乗り切る!部活と勉強の両立法 - cocoiro(ココイロ)

高校受験を乗り切る!部活と勉強の両立法

中学生になると部活を始める子供も多いのではないでしょうか。練習量が多く、部活が生活の中心となっている子供のなかには、部活と勉強の両立が難しいと感じている子供もいることでしょう。部活に費やす時間調整が難しくなり、両立を諦め、部活に専念してしまう子供もいるのではないでしょうか。
とはいえ、高校受験のタイミングになって、部活を頑張っていたせいで志望校にチャレンジできない、と後悔しないようにしたいですよね。また、逆に、受験勉強に専念したがために、学習へのモチベーションが低下してしまっては本末転倒です。
今回は部活と受験勉強を両立する方法を紹介します。

①復習中心の家庭学習

部活をしていると、限られた時間で勉強をすることが求められます。なるべく短時間に集中して効率よく勉強するためには、復習中心の家庭学習が良いでしょう。その日の授業で習ったことを再度勉強し、分からないところはピックアップしておき翌日に先生に聞くなど、勉強する習慣をつけることが大切です。
練習が激しすぎて、家では一切勉強が手につかない状態になるようなハードな部活は、考えものです。そういった場合は、将来のことを含めて子供としっかり話し合う必要がありそうです。

②学習塾通いで勉強時間を確保

家に帰ると、疲れてしまいどうしても寝てしまうなど勉強できない、といった子供は学習塾に通うことも1つの選択肢でしょう。
中学生の集団指導であれば、授業のスタートは19時過ぎなど、部活が終わってからでも間に合うことが多いようです。
また集団指導の通塾日・時間で調整が難しい場合は個別指導を選択しても良いでしょう。

(高校受験のための学びの形 塾選びのポイント の記事)

③定期テストはしっかり取り組む

定期テストの1週間前になると部活が休みになる学校も多いかと思います。時間が確保できるようになるので、集中してテスト勉強に取り組めます。また、限られた時間に集中して効率よく勉強することが求められます。これは高校受験に本格的に取り組む際には大切な力になります。
定期テストのタイミングを利用して、しっかりと集中して勉強する力や、そのスタイルを身に着けると良いでしょう。

部活を頑張る子供は学力も高い

部活は中学3年の1学期で引退となることが多いようです。どうしても部活を優先させたいのであれば、割り切って中学3年生の夏休みから集中して高校受験に取り組んでも良いでしょう。
「一事が万事」といった諺があるように、1つのことを頑張れる子供は何でも頑張れます。つまり、部活をしっかり頑張っている子供は、勉強も頑張れるのです。

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