【中学社会地理】授業内容と勉強法とは?おすすめの教材も紹介

中学社会の分野の一つである地理は、地名や用語などを「覚える」だけでなく、図やグラフを見て答えを導く科目です。あらゆる角度から対策しなくてはならない中学地理。どのような勉強法で臨めば点数アップにつながるかを知りたいという人もいることでしょう。こちらの記事では、地理の勉強法やおすすめ教材をメインに紹介していきましょう。

中学社会・地理の授業内容

中学社会の地理を効率良く勉強するために、ねらいと授業内容について把握しておきましょう。

ねらい

中学地理のねらいについては、文部科学省が以下の内容を掲げています。

日本や世界の地理的事象に対する関心を高め,広い視野に立って我が国の国土及び世界の諸地域の地域的特色を考察し理解させ,地理的な見方や考え方の基礎を培い,我が国の国土及び世界の諸地域に関する地理的認識を養う。

日本や世界の地域の諸事象を位置や空間的な広がりとのかかわりでとらえ,それを地域の規模に応じて環境条件や人間の営みなどと関連付けて考察し,地域的特色や地域の課題をとらえさせる。

大小様々な地域から成り立っている日本や世界の諸地域を比較し関連付けて考察し,それらの地域は相互に関係し合っていることや各地域の特色には地方的特殊性と一般的共通性があること,また,それらは諸条件の変化などに伴って変容していることを理解させる。

地域調査など具体的な活動を通して地理的事象に対する関心を高め,様々な資料を適切に選択,活用して地理的事象を多面的・多角的に考察し公正に判断するとともに適切に表現する能力や態度を育てる。

(引用元:第2章 各教科 第2節 社会|文部科学省

世界地理

中学の世界地理の領域は、世界各地の地域構成・人々の生活のほかに、地域の調査といった地理的事象などです。あらゆる角度から世界のことを分析できる力を養います。

日本地理

中学の日本地理の領域は、国内の自然環境・人口・資源および国内の諸地域の歴史的背景、海外との結びつきなどです。地域の調査なども含まれているので、多面的・多角的に考察できるよう学びを深めます。

中学地理のおすすめ勉強法

中学地理は、覚えれば覚えるほど知識も深まり、点数アップが見込める科目です。

こちらの章では、おすすめの勉強法をピックアップします。

白地図を活用する

地名が記載されていない白地図は、地図を覚える教材として最適です。国名・都道府県名・島の名前・山や川などの位置や正式名称を調べ、それを白地図に書き込んでいくと自然にインプットされることが見込めます。一度だけでなく何度も繰り返すことで、確実に覚えられます。

白地図は学校で配付されることもありますが、パソコンやタブレットで「白地図」と検索すれば、無料でダウンロードおよびプリントアウトできます。今も昔も教科書で使われている帝国書院の公式ホームページ(※下記のリンクをクリック)でも白地図を公開しています。活用してみてはいかがでしょうか。

帝国書院・白地図

白地図|帝国書院 教科書・地図帳 小・中学校の教科書

山・川・平野・盆地は地名と違う名称を重点的に覚える

地理では、国内外の各地域の山・川・平野・盆地を覚える項目があります。これらには、地名と同じ名称もあれば、違う名称もあります。覚えるときには、山・川・平野・盆地のうち、地名と違うものを重点的に覚えると効率良く暗記できます。

災害・復興に関心を持つ

近年、東日本大震災や西日本豪雨など、度重なる大災害が発生しています。地理の授業でも災害や復興について触れる傾向が見られます。災害が発生した地域の地理や地形を学ぶだけでなく、さらに広い視野を持って災害や復興に関する知識を深め、理解していきましょう。

参考

中学校 単元別資料一覧|帝国書院

時事問題に関心を持つ

地理の授業では、時事問題と紐づいた地域にまつわる新旧の産業に関することなどにも触れます。ただ位置・名称・取り扱っている業種を覚えるのではなく、北九州工業地帯の停滞の背景など、地域で起きた出来事もしっかり把握すると知識がより深まります。

ほかにも世界遺産・富岡製糸場の衰退や、地方創生なども地理に関わる部分なので、その地域の時事問題にも関心を持ちましょう。

参考

北九州工業地域の停滞とその要因 |J-Stage

養蚕の現状 | しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ