水族館に行ったことのない方はほとんどいないでしょう。それでも、情操教育という視点でみてみると、水族館が子供の感性を育むのにぴったりの施設だということは知っていますか。生きものとふれあい命の大切さを感じる水族館にぜひ子供と一緒にで出かけみましょう。
もくじ
水族館に行くメリット
乳幼児からお年寄りまで人気の水族館ですが、情操教育に役立つ面もあります。さまざまなメリットがあるお出かけですので、ぜひ近くの水族館を調べて訪れてみましょう。
本物の生きものに触れることができる
悠々と泳ぎ回るシロナガスクジラや、かわいらしいイルカ、群れをなして泳ぐイワシにどう猛なサメなど、日頃子供が目にすることのない海や川の生きものが水族館にはたくさんいます。また、深海生物など珍し生きものを見ることのできる水族館もあるでしょう。人が何かについて得る情報量は、二次元より実際にそのものに会ったときの情報量の方が、圧倒的に上回るそうです。ウェブや書籍の写真ではなく、現実に生きものと対面することは、子供の感性を刺激し、興味・関心の幅を広げてくれることでしょう。
天候に左右されない
水族館は一部野外施設が設置されていることもありますが、基本的には屋内の施設であることが多いです。夏の暑さや冬の寒さに左右されず予定が立てられるので、特に乳幼児との子供と一緒のお出かけ先として適しているでしょう。また、屋内であってもエサやりや実際に触れてみるなど体験型の企画も多いのも特徴です。ぜひ参加してみましょう。
情緒的な優しさを身につける
ヒトは地球上に存在する生きものとして、非常に大きい部類に入るそうです。圧倒的な強者であるヒトですが、生きものである以上共生を学ばなければいけません。たとえ自分とは違う種であってもすべての生きものが一生懸命生きているということ、命を大切にする気持ちを育みたいものです。水族館では生きものの生態を詳しく解説していますので、興味を持って学ぶことができるでしょう。
親も一緒に学ぶことができる
水族館は自由研究のテーマ探しや調べ学習の調べ物に使える、子供にとっての学習の場としても活躍していますが、親も知らないことがたくさんあります。また、親のストレス解消にもぴったりです。特に乳幼児期の子育ては親がつきっきりでいることが必要で、24時間気が抜けないことが多いものです。知らないことを知る楽しみに浸れる博物館に行けば、日頃のストレスも大いに解消できることでしょう。新たな気持ちで子育てに子育てに向かうことができるかもしれません。
社会性を育む
水族館への移動に使う公共交通機関や到着するまでのマナーなど、家族だけではない空間に身をおくことによって、子供の社会性を育成します。例えば最寄駅から電車に乗る場合、改札の通り方や列への並び方、車内でのマナーなど、子供が学ぶべきことはたくさんあります。子供の社会体験のきっかけと思って行動しましょう。