『FinTech(フィンテック:金融×IT)』や『EdTech(エドテック:教育×IT)』などの言葉が生まれるなかで、子育て・育児領域にも『BabyTech(ベビーテック:子育て・育児×IT)』という言葉が生まれました。今回はベビーテックの概要と、ベビーテック製品を3つご紹介します。
もくじ
ベビーテックとは
ベビーテックの概要についてご説明します。
ベビーテック=子育て・育児×テクノロジー
ベビーテックは言葉の通り、赤ちゃんなど小さい子供に関して抱える問題をテクノロジーで解決するビジネス領域です。
赤ちゃんの心拍数、排泄、授乳などのデータをスマホと連携させて記録をするなどに加え、妊娠中から胎動を確認するなど様々な子育てのシーンで活躍します。
ベビーテックは5つのカテゴリーに分かれる
ベビーテックはさらに5つの領域に分かれます。
- 赤ちゃんの食事
赤ちゃんの食事に関する製品が分類されます。赤ちゃんの栄養管理は重要なので、多くの人の負担や不安を解消するでしょう。
搾乳補助、アレルギーモニター、そしてスマート哺乳瓶などがあります。スマート哺乳瓶ではスマホと連動し、赤ちゃんがどのくらいミルクを飲んだかを把握できるようになっています。
- 赤ちゃんの安全
ベビーカーやチャイルドシートなど、赤ちゃんの安全に関連する製品はここに分類されます。スマホなどと連携して赤ちゃんに危険があった場合などはすぐに知らせることができます。
- 赤ちゃんの発育
子供の知育玩具などが分類されます。トイレトレーニングなどを支援するベビーテック製品もここに分類されます。
- 赤ちゃんの健康
赤ちゃんの栄養状態や脈拍、血圧などを測定・管理する製品はここに分類されます。ウェアラブルデバイスなど常時監視できる製品が多いです。
- 妊活・妊娠支援
排卵日の予測など、妊活を支援する製品や、妊婦の負担を軽減するための製品が分類されます。