どこの高校に通わせるかを検討するにあたって、そもそも公立高校にするのか、私立高校にするのか、を決めることも重要な要素になってきます。
パパママの中には、高校進学が初めての受験という方もいるのではないでしょうか。
私立に行けば手厚く面倒を見てくれるので良いのでは、といったイメージを持っている方も多いとは思います。今回は私立高校に進学するメリットを3つ紹介します。
メリット①:入学試験のみ良い点を取ればいい
私立高校の入学試験(一般入試)は当日の学力検査結果で合格か不合格かが決まる一発勝負です。
中学1、2年生の間は、部活動に明け暮れて学校の勉強はほとんどしていなかった…! といった場合には過去の成績は変えられません。入学試験のみで決まる方が良いという子供も多いのではないでしょうか。
また、試験教科は英語、数学、国語の3科目が一般的(公立高校は5教科が一般的)ですので3教科が得意、という子供にも私立高校の入試が向いているかもしれません。
ただ、私立高校の一般入試は、全体的に難易度が高く、とくに最難関と呼ばれるトップクラスの進学校や早稲田大学や慶應義塾大学の附属校では教科書レベルを超えた難問が出されることが多いので、合格するためには特別な対策が必要となります。
(付属校 メリット の記事リンク)
メリット②:塾に行かなくても良い? 面倒見が良い
学校によって異なりますが、公立ではできない徹底した大学進学指導を行うことを特色としている私立高校があるようです。また、別の例としては、就職指導についても、優れた設備で技術や資格取得に力を入れたり、礼儀・マナーの徹底した指導を行っている場合もあるようです。
また、私立高校の場合は、その学校もしくは関連学校単位での採用となりますので、基本的に先生の異動はありません。そのため指導に一貫性があり、先生の責任感が強いと感じるパパママも多いようです。
公立高校の場合、先生は各自治体に所属する地方公務員です。従って、その地域内での数年ごとに転勤することがあります。1、2年と一緒に頑張ってきて、いざこれから、といったタイミングで離れてしまう可能性があることを不安に感じるパパママもいるようです。
メリット③:個性を活かせる! 子供に合う学校を選べる
公立高校は、読んで字のごとく”公”の高校であり、万人向けの平均的な教育を行っている高校が多いようです。
一方で、私立高校は、それぞれの学校毎に特色や理念も異なります。さまざまな教育方針や校風の中から、パパママや子供の性格に合った高校を選択できる、という点はとても魅力的です。
まとめ
私立高校は費用が高いと思われがちですが、塾通いが一切必要ないという学校もあるようです。公立高校に行って塾通いをすることを考えたら、意外と費用面での懸念が少ないこともあるようです。
今回ご紹介した内容を踏まえて、どの高校が自分たちに合っているのか、子供と話してみましょう。