学校法人東海学園が運営する東海中学校は、偏差値も高く、高水準の教育を展開しているといわれる学校です。中部地方などに住むご家庭は、中学受験の候補として検討することも多いでしょう。
この記事では、東海中学校の偏差値や難易度、入試情報などを解説します。ぜひ入試の際の参考になさってください。
東海中学校について
まずは、東海中学校を知ってもらうために、概要について詳しく説明します。
中高一貫の男子校
東海中学校は、中高一貫の男子校。中学校の生徒数は1,079名(2019年度)、全学年で27学級(2019年度)、東海高等学校は、生徒数1,033名(2019年度)、全学年で33学級(2019年度)となっています。
参考
愛知県名古屋市にある学校
東海中学校は、愛知県名古屋市の街中に位置しています。電車でのアクセスは、以下の通りとなっています。
- JR中央本線千種駅、地下鉄東山線千種駅1番出口から徒歩約15分
- JR中央本線大曽根駅から徒歩約17分
- 地下鉄桜通線車道駅1番出口から徒歩約10分
他にも、基幹バスや市バス、名鉄バスなどのバスを利用することも可能。東海中学校は、ターミナル駅の名古屋駅にも近く、通学に便利なアクセスの良い場所にあります。
浄土宗教の学校
東海中学校は、浄土宗教によって設立された学校。生命を尊重する、との教育理念は、仏教精神に基づいたものです。他の学校とは一風異なり、宗教の授業や昼食の前に生徒が声をそろえる「合掌」などもあります。浄土宗教が、学校教育の至るところに根付き、活かされているといえるでしょう。
全国トップクラスのエリート校
東海中学校は、全国トップクラスのエリート校と呼ばれ、東海エリアで高い実績を誇っている学校。カリキュラムは、中学一年生から学力が均一になるようなクラス編成がされ、週5日制の中で、効率的に勉強できるように取り組まれているのが特徴です。
具体的には、家庭での学習習慣の指導や試験前の勉強会、基礎学力向上のための補習授業などを行い、授業を中心として、広く深い学びができるよう学習指導をしています。東海中学校のカリキュラムは、決して詰め込み型といったようなものではなく、生徒が、伸び伸びとした環境の中で、個性を活かして自主的に学習できるように作られており、勉強や部活動に取り組んでいける環境を整えています。
東海中学校の偏差値や倍率
偏差値や倍率は、受験の際に気になるところの一つといえるでしょう。ここからは、東海中学校の偏差値や倍率について詳しく見ていきましょう。
2019年度の東海中学校の偏差値
偏差値 | 67 |
(偏差値・評判・学費・過去問など|東海中学校の完全ガイド より筆者作成)
2019年度の東海中学校の倍率
受験者人数 | 合格者数 | 倍率 |
934人 | 401人 | 2.33倍 |
(過去6年の倍率・合格点推移と偏差値 | 各校情報 | 私立中学受験家庭教師 名古屋・愛知・岐阜・三重対応 より筆者作成)