東京都市大学付属中学校の特色は?偏差値・入試情報・進路情報も!

東京都市大学付属中学校は、東京都世田谷区にある中高一貫男子私立学校です。理科の時間以外に科学実験が行われたり、先取りカリキュラムで大学受験に備えたり、教科書を超えた内容を授業で扱ったりするなど、魅力あふれる学校です。今回の記事では、東京都市大学付属中学校の特色・入試情報・進路情報をご紹介します。ぜひ、お子さんの進路選択の参考にしてください。

東京都市大学付属中学校とは?

東京都市大学付属中学校は、中高一貫の私立男子校です。科学実験が授業に多く取り入れられるなど、理科系に強い学校として知られています。まずは、そんな東京都市大学付属中学校の教育方針と施設概要を確認していきましょう。

教育方針

東京都市大学付属中学校の教育方針は、「学力向上」と「人間力育成」です。学校は単に知識を得るための場ではなく、学んだ知識を生かし国際社会に貢献する人間力を培う場であることに重点を置いています。これは、校長先生のメッセージでも強調されています。

また、東京都市大学付属中学校には、4つの校訓があります。

  • 誠実|いつわりなく心を込めること
  • 自主|自ら進んで行動すること
  • 遵法|ルールや約束を守ること
  • 協調|意見や立場の異なる人とも協力すること

(引用元:建学の精神・校訓・校章|東京都市大学付属中学校・高等学校

この校訓は、生徒一人ひとりが自己実現を図るための行動指針といえます。

施設・アクセス

東京都市大学付属中学校の校舎は、2007年に完成したばかりで、施設が充実しています。まずは、照明設備付きの全面人工芝グラウンドが目につきます。トラックの一周は200mあり、のびのびとスポーツをすることができます。

次に、ラテン語で「母校」を意味するアルママタ・ホールは、最大1,100人収容することができる大規模なホールです。

そして、化学・物理・生物それぞれの実験室があります。化学実験室には、有毒ガス除去装置などの最先端の機器が導入されており、物理実験室と生物実験室には、生徒が一人ひとり学びを深められるように十分な数の実験器具が整えられています。

住所 〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1
電話番号 03-3415-0104
アクセス 小田急線「成城学園前駅」下車、南口から徒歩約10分

東急「二子玉川駅」下車、バス「玉07」系統・成城学園前駅行きで約20分

参考

施設紹介|東京都市大学付属中学校・高等学校

東京都市大学付属中学校の学びの特色

東京都市大学付属中学校の学びの特色は、理科系に強いこと、中高一貫校の強みを生かしていること、教科書を超えた学びがあることです。

3年間で60テーマの科学実験

実験室が充実していることからも分かるように、東京都市大学付属中学校では実験が活発に行われています。理科の授業以外に、「科学実験」の授業が週に1回あります。中学校の3年間で、約60のテーマが実施されます。下記の表が実験テーマの一例です。

学年 分野 テーマ
1年生 生物 オオカナダモの原形質流動観察
1年生 生物 ニワトリの卵発生の観察
1年生 生物 タマネギの表皮細胞の大きさの測定
1年生 生物 マウスの解剖
2年生 化学 鏡の製作
2年生 化学 草木染め
2年生 化学 キーホルダーの作製
2年生 化学 アボガドロ定数の測定
3年生 物理 凸レンズによる実験
3年生 物理 オームの法則
3年生 物理 クリップモータの作製
3年生 物理 ジュール熱

中学3年間で約60テーマに取り組む|東京都市大学付属中学校・高等学校より筆者作成)

中学校では、レポート作成のプリントをもとに「観察→考察」の流れを身につけます。そのため、高校生になるとすべて自力でレポートを作成する力がつきます。

6年間の一貫教育

東京都市大学付属中学校・高等学校は、2010年から高等学校の生徒募集を停止して、完全に中高一貫校になりました。そのため、6年間の一貫したカリキュラムを行うことが可能になっています。6年間のカリキュラムは、前期・中期・後期の3つに沿って行われます。

  • 前期:生活習慣の確立と基礎学力の養成
  • 中期:持続可能な学習習慣、社会や将来への意識付け
  • 後期:将来を見据えた進路選択、自らの力で判断し実践する

このカリキュラムの特徴は、一般的な学習内容を先取りして修了する点です。例えば、前期に当たる中学1、2年生の段階で中学3年間の学習内容を修了します。高校の学習内容は、高校2年生までにおおよそ終えます。そうすることで、高校3年生の1年間を志望大学別のコースに分けて、受験学力を重点的に強化することが可能になります。

教科書を超えた授業内容

東京都市大学付属中学校では、教科書に書いてある内容を学習するだけではなく、自分で調べ、考えて、答えを導き出すことを重視しています。

例えば、国語科では朝日新聞のコラム、天声人語を題材に文章構成や表現方法、語彙を学び、さらに、記事に取り上げられているニュースを読み解き自分の意見を持つ学習が行われています。ほかにも、日本数学ジュニアオリンピックを目指すハイレベルな授業や、裁判所や銀行へ見学に行く授業など、教科書にとらわれない生きた教材が積極的に活用されています。