進研ゼミとは
まずは『進研ゼミ』の概要についてご説明します。
対象学年
進研ゼミでは、小学校入学前(幼稚園年長さん)から高校3年生まで、幅広い年齢の子供を対象にしています。大学生以降は学習内容が専門に特化するため対応していません。
講座内容
学校区分ごとに、講座の内容をご説明します。
小学講座
小学講座では、以下の2つのコースから選択することができます。
- チャレンジタッチ(デジタル学習中心)
チャレンジタッチではタブレットが無料で支給され、タブレットと紙の両方で学習を行います(チャレンジタッチとオリジナルスタイルでは配布される紙のテキストがことなります)。新しいものや機械が好きな子供はチャレンジタッチがおすすめです。
- オリジナルスタイル(紙に書く学習を中心)
オリジナルスタイルでは紙のテキストが自宅まで届けられるので、届けられたテキストを用いて学習を進めます。紙に書いて勉強することで、より脳に刺激が与えられ覚えやすくなります。
中学講座
中学講座では日々の学習ではタブレットを、定期テスト対策用のテキストを使用して学習を進めていきます。
- 日々の学習
日々の学習はタブレットを使うことで手軽に学習することができ、子供の「めんどうくさい」を予防することができます。また、デジダル端末は今後使う頻度が増えていくかと思いますので、中学生のうちから使い慣れておくことは子供にとってプラスになるでしょう。
- テスト対策
テスト前は理解よりも身につけたり覚えたりすることが優先されますので、紙のテキストに書いて学習できるようになっています。
高校講座
高校講座では、以下の3つのコースから自分のレベルに合ったコースを選ぶことができます。
- 標準コース
教科書の基礎レベルから応用レベルまでの理解を深めたい方におすすめのコースです。四年生大学や専門学校を受験される方におすすめです。
- 難関コース
教科書の基礎や応用レベルだけでなく、教科書に載っていないレベルの問題まで解くことができます。難関大学を受験される方におすすめです。
- 最難関コース
東大、京大、医学部など最難関の大学を目指すコースです。教科書に載っていないレベルの問題を解いたり、東大、京大、医学部に特化した対策をしたりします。
料金
進研ゼミの料金体系は以下のようになっています。学年によって料金が違うことに注意しましょう。
学年 |
12ヶ月一括払い
月あたりの金額
(お支払い合計額)
|
6ヶ月一括払い
月あたりの金額
(お支払い合計額)
|
毎月払い
月々の金額
|
新1年生
(入学前)
|
2,705円
(32,460円)
|
3,014円
(18,084円)
|
3,343円 |
小学1年生 |
2,705円
(32,460円)
|
3,014円
(18,084円)
|
3,343円 |
小学2年生 |
2,705円
(32,460円)
|
3,014円
(18,084円)
|
3,343円 |
小学3年生 |
3,425円
(41,100円)
|
3,682円
(22,092円)
|
4,062円 |
小学4年生 |
4,094円
(49,128円)
|
4,412円
(26,472円)
|
4,865円 |
小学5年生 |
4,885円
(58,620円)
|
5,122円
(30,732円)
|
5,632円 |
小学6年生 |
4,984円
(59,808円)
|
5,220円
(31,320円)
|
5,779円 |
中学1年生 |
5,600円
(67,200円)
|
5,969円
(35,814円)
|
6,578円 |
中学2年生 |
5,600円
(69,100円)
|
5,969円
(35,814円)
|
6,578円 |
中学3年生 |
ー
|
6,600円
(39,960円)
|
7,080円 |
高校1年生 |
8,800円
(105,600円)
|
9,550円
(57,300円)
|
9,980円 |
高校2年生 |
8,307円
(100,889円)
|
8,890円
(53,340円)
|
9,420円 |
高校3年生 |
ー
|
8,548円
(59,836円)
|
9,782円 |
※高校講座はいずれも3教科(国数英)の3教科コース
出典:ベネッセ公式サイト(2018年8月現在)
ほかの通信講座とここが違う!進研ゼミ3つの特徴
『進研ゼミ』がほかの通信講座と異なる部分について解説します。あくまで特徴になりますので、『進研ゼミ』が良いか悪いかではなく、子供に合っているか合っていないかという視点で見てみましょう。
教材全体のバランスが良い
『進研ゼミ』は高いレベルでバランスが良いと言えます。タブレット学習に対応しており、日々の予習復習とテスト対策を別々に行え、志望大学別にコースのレベルを選ぶこともできます。Z会は問題の質が良い、スマイルゼミはタブレット学習が充実しているなどの特徴はありませんが、進研ゼミ1つでほかの講座の美味しいところを味わえると言えるでしょう。
料金と教材のコスパが良い
『進研ゼミ』の料金は決して安いわけではありませんが、内容のわりには非常に安価だと言えます。月額費から追加料金なしで、予習復習のほか、テスト対策や受験対策、タブレット学習まで対応しています。
進研ゼミを受講している友達が多い
『進研ゼミ』はほかの通信講座に比べて受講している友達が多いです。学校などで友達と『進研ゼミ』の話で盛り上がったり、分からない問題を教え合ったりできますので、そういった面で『進研ゼミ』を選択しても良いでしょう。
まとめ
今回は子供用の通信講座『進研ゼミ』についてご紹介しました。『進研ゼミ』は長年のノウハウから、安価に質の高い教材を子供たちに提供することができます。特にこだわりがなく、バランスが取れていてコスパの良い教材を利用したい方には、『進研ゼミ』がおすすめです。