中学生で身につけたい理想の英語レベルとおすすめ勉強法 - cocoiro(ココイロ)

中学生で身につけたい理想の英語レベルとおすすめ勉強法

2020年からは英語の教育改革が実施され、小学校3年生からの英語教育が教育が始まります。それに伴い、中学生で習う英語もレベルが上がるため、これから中学での英語教育に対して不安を感じている方もいらっしゃると思います。そんな方のために、今回は、中学生で身につけておくべき理想の英語レベルと勉強法についてご紹介します。

中学生の理想の英語レベルは英検3級だが…

今中学生の英語力の低さが問題となっています。文部科学省が2018年に発表した英語教育実施状況調査によると、英検3級相当の英語力を持つ中学生3年生は、40.7%に留まることが分かりました。英検3級のレベルとは、一般的に中学卒業程度の英語力と言われているため、日本の半分以上の中学生は、その教育難易度に見合った英語力が無いということになります。前年度と比較しても、8.5ポイント上がったものの、目標であった50%には及んでいません。

中学生が取るべきTOEICの点数

それでは、中学生で身につけておくべき理想の英語力とはどの程度なのでしょうか?
上述のとおり、中学卒業に等しい英語のレベルは、英検だと3級が目安です。日本での英語能力試験としてよく知られているものとしてTOEICがありますが、英検3級をTOEICに換算するとだいたい350点前後となります。300点未満では、中学英語の文法や単語をマスターしたとは言えません。TOEICはビジネスシーンでも使われ、世界的に実施されているテストでもありますので、今後も英語の勉強を続けていく際に受験する可能性は大いにあります。そのため中学生のうちから受験しておくのもおすすめです。