子供用サークルを使う4つのメリット!使い方のポイントも解説 - cocoiro(ココイロ)

子供用サークルを使う4つのメリット!使い方のポイントも解説

子供がベビーベッドで寝ているだけのときには、家事や自分のことも並行してすることができました。しかし、ハイハイやつかまり立ち、そして自分の足で歩けるようになると子供はちょっと目を離すとどこかに行ってしまいます。家の中にも子供にとっては危険な場所が意外に多いので、ベビーサークルを使うのがおすすめです。子育て中のお母さんにサークルを取り入れるメリットと注意点をご紹介します。

子供にサークルを使う4つのメリット

子供は自分で動けるようになると、なかなかじっとしていてくれません。これも成長している証拠ですが、子供が危険な目に遭うことは絶対に避けたいところです。こんなときにあると便利なのがベビーサークルです。サークルを使うメリットはたくさんあります。

台所など危険な場所への侵入を防ぐ

大人にはなんら危険でない台所も、子供にとっては危険な場所です。まだ小さいので手が届かないとしても、お母さんが包丁を使っているとき足元にまとわりついてきたら、揚げ物をしているとき台所で動き回っている子供に油が飛んだら、注意していても思わぬ事故は起こります。そうならないよう、サークルを設置しましょう。サークルがあるだけで、キッチンでの思わぬけがを防ぐことができます。

子供から離して使いたい家電に使える

寒い冬はファンヒーターやストーブを使います。子供にとっても暖かくて心地よい家電ですが、まだ危険性を知らない子供は興味本位で隙間に手を入れたり、ストーブに触ったりしようとします。やけどの危険性があっても、暖房器具は必要なものです。

サークルは子供を入れるためだけでなく、子供を近づけたくない家電にも使えます。ストーブやファンヒーターの周囲をサークルで囲んでおけば、子供が近づくのを防げます。

伝い歩きの練習にもなる

つかまり立ちができるようになると、子供もうれしいのでいろんなところに行きたがります。まだ完全に自力で歩けない場合、ハイハイに戻ることもありますが、こういうときにもサークルが役に立ちます。つかまり立ちができるようになれば、サークルにつかまりながら伝い歩きの練習ができます。ただし、子供が体重をかけても倒れない、耐久性のあるサークルを選びましょう。

トイレや下の子の世話をしている時に安全に遊べる

子育て中のお母さんは常に子供につきっきりです。トイレに行くのも一苦労です。上の子の子育てが一段落したと思っても、兄弟がいる場合、下の子が生まれれば再び忙しくなります。こんなときにもサークルは心強い味方です。

お母さんがトイレに行く間だけサークルの中に入れておくなど、少しの時間その場を離れても安心です。下の子の世話をしようにも、上の子が構ってほしくてついてくると思うようにいきません。こういうときにも少しの間だけ、上の子をサークルに入れておけば下の子の世話に手を回すことができます。

ベビーサークルの種類

ベビーサークルにはいくつか種類があります。種類によって耐久性や使いやすさ、価格は違います。ベビーサークルはある程度の期間使用するので、長く使えるものを選ぶのがポイントです。

プラスチック製ベビーサークル

プラスチック製サークルは、カラーバリエーションが豊富です。赤ちゃんらしいかわいいカラーや、原色のはっきりとしたカラー、キャラクターが描かれているものなど選択肢は豊富です。サークル自体に仕掛けがあり、おもちゃとして遊べるものもあります。サークルの壁の枚数によって広さが変わるので、増設しやすいのがメリットです。見た目もかわいくて部屋もにぎやかになります。

木製ベビーサークル

木製は耐久性に優れ、しっかりとした重さがあり、安定感もあります。自然素材ということもあって子供も安心して使えます。組み立てが必要ですが、女性でも簡単に組み立てることができます。広さの調節も可能で、部屋の雰囲気も子供っぽくなりすぎないのでリビングに置いても違和感がありません。ジョイントを使って組み立てるタイプなら、工具なしでもパネルを増やせば広々としたスペースを確保できます。

メッシュ製ベビーサークル

使わないときは折りたたんでおけるので、サークルを置く場所が限られる方におすすめです。必要なときだけ広げて使えます。素材も柔らかくメッシュの通気性の良さもあって圧迫感もありません。耐久性という面では他の素材に若干劣るものの、必要なときだけ遊べる手軽さが魅力です。

ベビーサークルを使うときの注意ポイント

ベビーサークルがあると何かと便利で子供の安全性も確保できます。ずっと使うわけではないので、不要になったとき置き場所がないなら、レンタルするのもおすすめです。ほかにもいくつか知っておくと便利な、ベビーサークルを使うときのポイントをご紹介します。

サークルの中にいつも入れておかない

サークルがあれば、子供が勝手にいろんなところに行かないので安心です。しかし安心だからといって、ずっとサークルの中に入れたままにするのはおすすめできません。お母さんがトイレに行く短い時間や、家事をする数分の間ならまだ大丈夫です。

子供によってはサークルの中におもちゃを入れておくと、おとなしく遊んでいてくれることもあります。数分なら子供も楽しく遊べるので、お母さんもその間に家事や自分のことができます。サークルは便利ですが、子供を見ていられる時間はできるだけサークルの中に入れず、一緒に遊ぶようにするといいでしょう。

長時間目を離さない

サークルの中に入れておくと比較的おとなしくしてくれるので、その間にトイレに行ったり、顔を洗ったり、歯を磨いたりできます。この場合かかっても数分なので、サークルに入れておいても問題ありません。

ただ、油断しているとサークルを乗り越えて外に出てしまうこともあります。転んで滑ったとき打ち所が悪いとけがをしますし、目を離した隙に何かあってもすぐに対処できません。サークルは便利ですが、一時的に使用するものと思っておくといいでしょう。

ネジなどに緩みがないかチェックする

ネジを使って組み立てるベビーサークルはネジがしっかりと締まっていれば安心です。メーカーや素材による違いはありますが、使っているうちにネジが緩んでくることがあります。ネジの緩みに気づかずそのままにしていると、子供がサークルを揺らしたりよじ登ろうとしたりするときに、折れたり外れたりしてしまうことがあります。

ある程度使用したら、定期的にベビーサークルのネジが緩んでいないか確認する癖をつけておきましょう。もしもネジが緩いことに気づいたら、すぐに工具でネジを締め直すことが大事です。定期的にチェックする習慣をつけておきましょう。

まとめ:子供の安全のためにサークルを使おう

家の中にいれば安全というイメージですが、家の中にも危険な場所はあります。ちょっと油断しただけでも赤ちゃんは危険な場所と知らずに入ってしまいます。ベビーサークルは赤ちゃんの安全を確保したいときにとても便利です。メリットが多いので子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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cocoiro編集部

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