文化祭を彩る、アーチ製作で知っておきたいポイントとは?

文化祭のシンボルと言えば、校門に飾られているアーチです。文化祭の役割分担の中でもアーチの製作は高いウエイトを占めており、デザイン性の高いアーチに仕上げようとしています。

今回は、文化祭の目玉となるアーチを製作する上で知っておきたいポイントを紹介していきましょう。何らかのヒントが見つかるかもしれません。

文化祭のアーチの重要性とは

文化祭は、ポスター・模擬店・各部活団体のイベントの内容も重要ですが、学校の前を通る多くの人たちが見かけるアーチのデザインも重要です。周りの人たち、特に学校関係者でない人の目を引くデザインにしないと集客にも苦労するかもしれません。

そして、アーチのデザインがインパクトあると、撮影スポットにもなったり、メディアでも取り上げられたりして、学校の注目度もアップするでしょう。SNSでも拡散され、学校の活性化にもつながります。

参考
71人で1年がかり カザフスタンの教会を再現 県立川越高校文化祭の入場門|高校生新聞オンライン
竜宮城の幻想的な世界をイメージ 秀明高校文化祭の入場門|高校生新聞オンライン

文化祭のアーチ製作の流れ

文化祭のアーチ製作は、主に事前準備と製作の2段階に分かれます。この章では、基本的な流れについて紹介をしていきましょう。

事前準備4つのプロセス

文化祭のアーチをクオリティの高いものに仕上げるには、何といっても事前準備がカギ。欠けた計画性や、相互コミュニケーションの不足などの「抜け漏れ」が出てしまうと途中で取り返しのつかない事態になるでしょう。

コンセプトを決める

アーチをデザインする前にしておきたいのは、コンセプトを決めることです。土台がないとアーチのデザイン案を出しにくくなるのは、言うまでもありません。

まずは、スローガンに関連したアーチのコンセプトを決めましょう。決めるのは、ミーティングでもいいですし、顔を合わす機会があまりないのであればLINEやメールでコンセプトを募集するのもありです。

時系列でスケジュールを作成し、生産性アップ

文化祭のアーチ製作は、限られた時間で進める作業となります。しかも本格的な作業の時期は、学校によって作業スタートに違いはありますが、一般的には夏休み。暑さと戦いながら準備をするので、夏の特有の気候も考えた上で、時系列でスケジュールを作っていきましょう。スケジュールがあるだけで、「8月31日までに間に合わせる」など、完成させるまでの目安が分かると、メンバーの生産性のアップにつながります。

予算と発注先の候補を決める

文化祭の準備で何かとネックになるのが、予算です。アーチ製作は、決められた予算内でやりくりをします。最近は、通販で調達することもあるので、予算を組むときは、送料などのことも考えて進めていきましょう。

また、発注先も「どのお店がお得か」、「配送もしてくれるか」などを細かくチェックする必要があります。予算と発注先については、2~3年前までの情報が頼りなので、それに基づいて決めると、予算も組みやすくなります。ほかにも、配送日と在庫もあらかじめチェックし、発注には余裕を持ちましょう。

デザインのアイデアを出し合い、描く

アーチのデザインは、文化祭の集客を左右し兼ねません。
デザインの例として、男子校なら硬派もの、女子校ならインスタ映えするものなどがあります。ほかにもその年ならではデザイン(2019年なら「令和」に絡むもの)にしてもいいでしょう。いくつかのデザインを出し、コンペを行います。デザインが決まったら、美術な得意な生徒に託し、デザインを描いてもらいましょう。

製作4つのプロセス

アーチ作りは、メンバーの息が合わないと作業もはかどりませんので、連携しながら作業を進めていきましょう。製作に関しては、次の4つの工程です。いずれの工程も軍手が必要なので、調達しておきましょう。

骨組みと土台を作る

アーチは、建物作りと同じく、骨組みと土台を作ることからスタートします。木材・釘・針金・トンカチ・のこぎりは必要な分だけ用意しましょう。

また、寸法が事前に決まっているのであれば、木材店やホームセンターで必要な寸法に切ってもらうと自分たちでのこぎりを使わず、負担も少ない状態で作業ができます。

外面をベニヤ板で覆う

必要なサイズに切った外面にあたるベニヤ板の骨組みを覆うように釘を打ちます。骨組みの端とベニヤ板の端がずれないよう注意しながら作業を進めていきましょう。

デザインに基づいた下書き

ベニヤ板を覆った部分にデザインの下書きを進めていきます。そのときに少し丸みを帯びた鉛筆の方が、シャープペンシルよりもスラスラ描けるので、用意しておきましょう。

ペンキを使って仕上げる

下書きが終わったら、いよいよペンキ塗りの作業です。新聞紙を大量に用意をしてデザイン指示書に基づいて分担して塗ります。ペンキ塗りは、学生にとってあまり慣れていない作業。いきなりアーチを塗るのではなく、余った木材を使って、試し塗りで慣れてから作業に入ると失敗のリスクも軽減されます。

仕上げは、アーチ全体の乾燥をしなくてはならないので、時間的に余裕を持つのが大切です。