文化祭の楽しみの一つといえば、仲間と同じグッズで揃えることが挙げられます。その中でもよくあるパターンが、オリジナルのうちわを仲間内で作ること。材料を選ぶ段階からテンションが上がる生徒もいることでしょう。
オリジナルのうちわを作るなら、思い出として残り、かつSNSに投稿できるような「映える」ものにしたいものです。
今回は、インスタ映えする文化祭向けのうちわの作り方と、うちわ作りにおすすめのお店をご紹介します。
もくじ
手作りうちわの種類
うちわの主な種類は、柄の部分から放射状に広がる骨タイプと、下部の部分に親指がすっぽり入る穴がある円型タイプの2つです。前者の骨タイプの方が、厚紙ベースの円型タイプよりも硬い素材になっているので、耐久性にも優れています。
文化祭といった学校イベントでうちわを使う場合、デコレーションのしやすさなどから骨タイプの方が多く起用される傾向にあるようです。
文化祭手作りうちわの作り方とポイント
文化祭向けの手作りうちわの作り方とポイントは、以下のとおりです。
準備するもの
手作りうちわを作る上で最低限準備しておきたいものは、次の3つです。
- うちわの骨
- 用紙(※画用紙や色画用紙など)
- 工作用糊
うちわに加えるデコレーション素材として、マスキングテープや小ぶりのパーティーモールがあると、映える作品に変身します。仲間と相談しながら、必要なデコレーション素材を調達しましょう。
材料の選び方
手作りうちわの材料は、関連サイトを見てみると実に多種多様です。選び方の決まりというものは特にありません。
とはいえ、やはり耐久性や耐水性に優れた素材を選ぶことをおすすめします。文化祭当日に雨が降ったとき、デザインしたイラストがインクでにじむといった残念な事態になることがなく、安心して使えます。
作り方
手作りうちわの基本的な作り方は、うちわの骨部分の大きさに合わせた用紙を両面に貼り付けることです。ここでは、うちわ作りのメインとなる、貼り付けるときのポイントと、配色のポイントについて解説しましょう。
貼り付けるときのポイント
うちわの骨部分に印刷した用紙や色画用紙を貼り付けるポイントは、骨部分に貼り付ける糊選びがミソになります。強力にくっついてしまう糊をいきなり使うと調整がしづらくなるため、一度貼っても剥がしやすい糊を用意しておきましょう。
さらに、用紙を骨部分に貼り付けた後、その上に好きなアイドルのステッカーなどを貼ることもあるかもしれません。貼り付けるステッカー類の形によってはカーブや角が多かったり、小ぶりなデザインなどで貼り付けにくいものがあるでしょう。
そんなとき役に立つのが、建築士やデコレーションアーティストが細かい作業で使うピンセットです。うちわを凝ったデザインにしたい場合は、ピンセットも一緒に用意しておくとストレスフリーに作業できます。
配色のポイント
見映えの良いうちわにしたいなら、配色も一緒に考えましょう。
基本的な配色パターンは、同系色の色相によるグラデーション、パール系やビビット系などの似たようなカラーで仕上げた配色、色の差をハッキリ分けた複数色の組み合わせなどがあります。
学校のシンボルカラーや学年カラーなどのメインカラーを決めて、どのような方法でコーディネートするか検証してみると良いでしょう。
以下のサイトでは、さまざまなカラーコーディネートをチェックできるので、実際に色の組み合わせをチェックしてみてはいかがでしょうか。色の組み合わせの参考になるでしょう。
参考
Find a Pantone Color|Quick Online Color Tool
パソコンで作る際のうちわデザインのコツ|手作りうちわ本舗