文化祭では各クラス、部活・委員会単位で出し物をします。たこ焼きやわたあめなどの飲食系や、お化け屋敷などのエンターテイメント系はよくある出し物でしょう。それ以外にも文化祭気分を盛り上げる大切なポイントが装飾です。特に最近ではスマートフォンで写真を撮りたくなるような、いわゆる「インスタ映え」する仕掛けが欠かせません。実際にどのような仕掛けが人気なのか、SNSの投稿を取り上げながらご紹介します。
もくじ
文化祭のインスタ映えに欠かせない3大アイテムとは
インスタ映えできるスポットは来場者がその場で楽しめます。スマートフォンさえあればいいので、そこまでお小遣いに余裕のない子供たちでも文化祭の思い出を作ってもらいやすくなります。また、後で写真を見返してもらえるので「来年もまた行こう」と思ってもらえる確率が高くなります。そんなインスタ映えに欠かせない最近の3大アイテムとは何でしょうか。
黒板アート
(出典:kumamon_mon312 | Instagram)
最近流行しているのが天使の羽を描く黒板アート。これはハワイのアイスクリーム屋さんにある「ハレイワウィングス」が発祥と言われています。
羽の前に人間が立って撮影できるよう、人間サイズに思い切って大きく描くのがポイントです。子供が多く来場するような文化祭では、中学生以上サイズと子供サイズを2種類用意してあげるとファミリー向けになりそうです。
(出典:toshimi_1002 | Instagram)
こちらが発祥元と言われている「ハレイワウィングス」。こちらはプロのアーティストが描いたものだそうですが、色合いなどはチョークで真似することもできそうです。
(出典:yui11.16 | Instagram)
トリックアートのような黒板アートも人気を集めています。どちらも黒板に描いた絵だけでは成立せず、人が一緒に写って初めて記念写真として成立するというところがポイントです。
インスタフレーム
(出典:kyushuotani | Instagram)
飲食店でもよく見かける「インスタフレーム」も人気です。これは実際にインスタグラムのユーザーインターフェースを模した枠です。いわゆる「顔はめパネル」の現代版と言えるでしょう。
年月日や語呂合わせなどを入れ、「いいね」の数をイベントにちなんだものにしたり、コメントにジョークを交えたりするのがポイントです。インスタフレームを作成する業者などもありますが、文化祭の場合はダンボール・模造紙などを使い、手書きで作った方が生徒たちも過程を楽しめていいでしょう。
Tシャツ
(出典:nomde_official | Instagram)
Tシャツは生徒たちが楽しめるポイントです。現在ではオリジナルTシャツもかなり安くできますから、文化祭や体育祭などの節目ごとに必ず作るというクラスも少なくないようです。
上記のTシャツは有名なデザインのパロディー。内輪で楽しむものなので、そのときの流行ネタなどを盛り込むのも人気なようです。
(出典:kanousachie | Instagram)
絵が得意な子供がイラストを担当することもあります。背中にはクラスや部活のメンバーの名前を入れたり、日付やイベントの名称を入れたりすることもできます。
もっとインスタ映えを狙いたい!
ないと物足りない3大インスタ映えスポットですが、同じ文化祭の中でいくつもあると興ざめにしてしまいます。他と違うインスタ映えを狙いたい生徒たちのために、人気のある仕掛けをさらに紹介します。
撮影スポットを作る
凝った装飾にする
クラスや部活などの出し物に沿ったテーマで、特定の場所に凝った装飾を作る方法です。インスタ映えを考える場合、フォトジェニックであることと同時に一緒に写真を撮りたくなることが重要です。そのため、装飾は大きいサイズにするといいでしょう。
撮影OKなどの案内があるとなお良し
(出典:nomde_official | Instagram)
写真を撮ってもらいたい場合は、撮影OKであることを明記しておくことも大切です。「フォトッスポット」「撮影OK」「ハッシュタグは#〇〇」など、写真を撮っていいことを積極的にアピールする看板などを作るといいでしょう。