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足し算クロスは、少ないヒントから空白のマスを埋めていく頭脳パズルゲームです。足し算クロスを最近始めたという方は、「解き方が分からない」「足し算クロスの問題をたくさん解きたい」と、思っているのではないでしょうか。
この記事では、足し算クロスのルールや解き方、1組しかない組み合わせをご紹介していきます。また、例題をもとに解き方の解説もしていきます。記事の後半では、足し算クロスの問題が多く載っている雑誌やアプリをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
足し算クロスのルール
足し算クロスは、斜線のマスの数字をヒントにして、空白のマスに数字を埋めていくパズルゲームです。
- 空白のマスには1~9の数字が入ります。(0は使いません)
- 斜線の右上に書いてある数字は、そのマスよりも右列の空白に入る数字を足した合計です。
- 斜線の左下に書いてある数字は、そのマスよりも下列の空白に入る数字を足した合計です
- タテヨコの空白のマスに同じ数字は入りません。
ルールは単純ですが、非常に奥が深いパズルです。
例えば、斜線の右上の数字が『6』の場合、黄色のマスには何が入るでしょうか?
「222」は同じ数字が入ってしまうのでNGです。よって、黄色に入る数字は『1』『2』『3』のどれかです。ここでは、「123」「132」「213」「231」「312」「321」の6通りあるということが分かるでしょうか。ほかの斜線のセルの数字をヒントにして空白に入る数字を徐々に絞っていくというやり方で、問題を解いていきます。
足し算クロスの解き方
ルールは分かりましたが、どうやって解いていけばいいでしょうか? 数字に惑わされてなかなか空白が埋められない方も多いでしょう。先ほどの例題をもとに解き方を解説していきます。
1通りしかない組み合わせを覚えよう
まずは、空白のマスの数に対して1通りしかない数字の組み合わせを覚えましょう。この組み合わせを覚えることで、問題を解くスピードが速くなるでしょう。ここでは、初心者向けの組み合わせをご紹介します。
空白が2マスのとき
- 3 = 1+2
- 4 = 1+3
- 16 = 7+9
- 17 = 8+9
空白が3マスのとき
- 6 = 1+2+3
- 7 = 1+2+4
- 23 = 6+8+9
- 24 = 7+8+9
空白が4マスのとき
- 10 = 1+2+3+4
- 11 = 1+2+3+5
- 29 = 5+7+8+9
- 30 = 6+7+8+9
空白が5マスのとき
- 15 = 1+2+3+4+5
- 16 = 1+2+3+4+6
- 34 = 4+6+7+8+9
- 35 = 5+6+7+8+9
空白が6マスのとき
- 21 = 1+2+3+4+5+6
- 22 = 1+2+3+4+5+7
- 38 = 3+5+6+7+8+9
- 39 = 4+5+6+7+8+9
これらを覚えておくことで、問題をスムーズに解くことができます。
解き方の解説
先ほどの例題をもとに解説していきます。
まず、A・Bに注目してみましょう。Aのタテの合計は『4』、ヨコの合計は『3』、Bのタテの合計は『3』、ヨコの合計は『4』となっています。
- 4=1+3
- 3=1+2
- タテヨコの空白には同じ数字が入らない
このことをふまえると、空白のマスには以下のように数字が入ります。
次に、Cについて考えていきましょう。タテの『15』は、1+2+3+4+5の組み合わせしかありません。すでに『2』と『3』は入っているので、タテの15の空白には「145」のどれかが入ります。また、ヨコの『6』は、1+2+3の組み合わせしかありません。このことをふまえると、
- タテは「145」のどれか
- ヨコは「123」のどれか
- タテヨコの空白には同じ数字が入らない
をいう理由から、Cには『1』が入ることになります。
次に、Dについて考えていきましょう。ヨコの列を見た場合、Dに入る数字は『2』と『3』のどちらかです。タテの列を見た場合、合計が『7』になる数字は1+2+4の1通りしかありません。このことから、Dには『2』が入ることとなり、D周辺の数字も自然と埋めることができます。
このように解いていくと、空白のマスが段々埋まってきます。足し算クロスの解き方はさまざまなので、解説したとおりに解く必要はありません。解き方は人それぞれなので、たくさん問題を解いて自分なりの解き方を見つけましょう。
参考