「スパルタ教育」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。最近の学校教育では個々の個性を伸ばすことが重要視されていますが、子供の成長に期待しすぎてスパルタ教育をしてしまっていることはないでしょうか? この記事では、以下の3点について詳しく解説していきます。
- スパルタ教育の意味
- スパルタ教育が子供に与えるメリット・デメリット
- スパルタ教育は教育虐待になるかも……
結論から言うと、スパルタ教育は子供の成長の可能性を閉ざしてしまう可能性があります。スパルタ教育の影響を理解して、お子さんの考え方を尊重できる教育を目指していきましょう。
もくじ
スパルタ教育の定義とは?
スパルタ教育と聞いて、どんなものか想像できるでしょうか?
- 宿題が終わるまでご飯はなし
- 毎日最低○○時間の勉強
- テストで間違えた分だけペナルティが課せられる
- 平日、友達と遊ぶことは禁止
などといったように、厳しく教育するというイメージがあるのではないでしょうか。
スパルタ教育に明確な定義はありませんが「スパルタ教育」という言葉は古代ギリシア時代からきています。
スパルタ教育は、古代ギリシアの「スパルタ」という地域で、兵士を育てるために幼児期から厳しい軍事訓練や教育を行っていたことが語源とされています。
小さいころから子供は軍隊に入れられ、集団での生活を余儀なくされました。食事は満足に食べさせてもらえず、非常に過酷な軍事教育だったそうです。