火の国・熊本では、夏のイベントが盛りだくさんです。歴史ある有名な祭りや、子供が楽しむことができるお化け屋敷、全国から人が集まる花火大会など、一度は訪れたい祭りばかりです。今回は、熊本で開催されるおすすめの夏祭りについてご紹介します。
もくじ
熊本で開催される注目の夏祭り5選
九州地方に位置する熊本は、人気のご当地キャラクター・くまもんが出迎えてくれる場所です。城下町ならではのゆかた祭りや、ジャズフェスティバルなど、熊本でしか味わうことができない夏祭りがたくさんあります。まずは2019年におすすめの熊本の夏祭りを5つご紹介します。家族で訪れたい祭りばかりですので、ぜひ参考にしてください。
JAZZ OPEN 2019 STREET ART-PLEX KUMAMOTO
今年で17回目を迎える九州最大規模の路上ジャズフェスティバル「JAZZ OPEN 2019 STREET ART-PLEX KUMAMOTO」が、7月20日に開催されます。幅広いジャンルの音楽はもちろん、大道芸などのパフォーマーたちが熊本市街地で繰り広げるパフォーマンスで街全体を盛り上げます。
韓国や東京など、国内外のジャズミュージシャンが集まり、路上で行われる出会いがしらのセッションを披露したり、ジャズならではの臨場感あふれるセッションを繰り広げていきます。公園や美術館などの公共スペースでもパフォーマンスを見ることができるので、熊本市内を散策しながらジャズの世界を堪能することができます。
清正公まつり 神幸行列
7月28日に開催される熊本の夏祭りが、「清正公まつり(せいしょこまつり)」です。開催場所である加藤神社は、熊本城本丸の基礎を作った建築・土木の神「セイショコさん」をまつる神社です。県民の祭りとして親しまれており、熊本に夏の訪れを知らせるイベントとなっています。
神幸行列が行われる1週間前の7月20日には、「清正公夜市」が行われ、境内では屋台やステージイベントなどが行われます。祭りの最大のみどころは、宮出し、宮入れと呼ばれる、街中で行われるみこしの競演です。子供たちが太鼓をたたく姿や、みこしを担ぐ姿も見ることができ、家族みんなで楽しむことができます。
第15回 城下町くまもと ゆかた祭
7月27、28日にかけて開催されるのが、「城下町くまもと ゆかた祭」です。上通・下通・サンロード新市街の3つのアーケードや、駕町通り・シャワー通り・三年坂など、熊本の城下町をゆかたを着て散策することで、さまざまな特典を受けることができます。
ゆかたを持っていないという方のために、貸ゆかたの用意もあるため、ゆかたで過ごす夏のひと時を気軽に楽しむことができます。親子で作る手作りうちわのワークショップや流しそうめんなど、夏ならではのイベントをゆかたで楽しんでみませんか?
参考
ゆかた祭り | 下通繁栄会公式ホームページ | 人にやさしい街づくり
市制130周年記念くまもと2019フェスタ第42回火の国まつり
8月2〜4の3日間にかけて開催されるのが、「火の国まつり」です。第一回目の開催は1978年で、今年で42回目を迎えます。火の国まつりのメインイベントとして知られる「おてもやん総踊り」は3日に開かれ、約60団体、総勢5,000人の踊り手たちが街を熊本の民謡「おもてやん」に合わせて踊り歩きます。
初心者でも飛び入り参加でき、さらに市街地ではスポーツの体験型ブースを楽しむことができます。総踊りをぜいたくな場所から楽しみたいという方は、市役所前の桟敷席もおすすめです。熊本の民謡に合わせて踊る夏の風物詩をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
火の国こどもおもしろおばけ屋敷
7月25日~8月4日にかけて、毎年恒例となる「火の国こどもおもしろおばけ屋敷」が開催されます。「怖いけどおもしろい」、そんなお化け屋敷ならではの体験をすることができ、暑い夏をひんやりとさせてくれます。会場は熊本市現代美術館で、参加希望日の前日に電話で予約をすることができます。毎年テーマが変わり、人気の高いイベントですので、最新情報を確認し、必ず予約しましょう。