教育相談とは?具体的な事例と相談方法について紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

教育相談の方法

子供の教育に関する悩みごとがある場合は、どこで教育相談を受けることができるのでしょうか。相談先の特徴を知ることはもちろん、相談内容に合わせて相談先を選ぶことが大切です。それぞれ詳しく紹介します。

相談機関へ行く

教育相談を受けている機関の一つが、学校です。学校では、生徒本人や保護者が教職員に対して相談できます。いじめや不登校などの問題、子供の気になる行動や、学習についての不安を中心に相談することができ、もし教員に相談しづらい場合などは、学校内に設置されている相談室やカウンセリングルームで専門家に相談することもできます。

学校以外では、都道府県や市町村の教育センターでも教育相談を開いています。学校では得ることのできない情報を教えてもらえることもありますが、もし悩みごとが学校の運営や教員の指導内容などの場合は、学校の管理職または管轄の教育委員会へ相談するのがいいでしょう。また、言葉の発達など、子供が何らかの障害を持っている可能性がある場合は、特別支援学校へ教育相談をしてみましょう。子供の発達や支援への専門知識を持った相談員が対応してくれるため、子供との関り方などについてアドバイスをもらうことができます。

電話相談

相談機関へ直接訪問するほかに、電話による教育相談を受けることができます。匿名でも相談に乗ってくれるため、面と向かって相談することが難しいと感じる方にはおすすめの相談方法です。電話での相談員の対応を理解した上で、対面型の相談へと移ることも可能です。ただし、電話相談の場合は、相談員を指名しての継続相談は受け付けていないケースもありますので注意が必要です。

メール相談

スマートフォンやPCからメールで相談を受け付ける機関も増えてきています。時間や場所に関わらず、24時間メッセージを送信できるというメリットがありますが、返信までに時間がかかってしまったり、詳細部分が伝わりづらいといったデメリットもあります。また、学校ではメール相談を受け付けていないケースも多く、教育センターや教育相談センター、NPOなどはメール相談を受けているところが多いようです。

教育相談を活用して、子供の成長を見守ろう

子供が成長するにつれて、教育や発達に関する悩みも増えてきます。そんなときは今回紹介した教育相談を活用し、専門家のアドバイスで問題解決に役立ててみてはいかがでしょうか。相談しづらい場合はメール相談や電話相談など、匿名で相談するという方法もあります。子供の成長や教育で気になることがあれば、まずは気軽に相談してみるのも一つの方法です。

参考

学校における教育相談の充実について|文部科学省

学校教育相談とカウンセリング・マインド-教育とカウンセリングの関係について-|宮田 徹 水田 聖一

教育相談とは?教育相談を扱う機関、機関ごとの特徴や、相談の流れ、申し込み方法を具体的に紹介します!(2016年12月11日)|ウーマンエキサイト

教育相談室|新宿区立教育センター

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cocoiro編集部

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