キャリア教育の課題
キャリア教育は、中学・高校・大学と教育の一環として行われています。とはいうものの、改善しなくてはいけない課題もあるのが現実です。現時点、普通科高校向けのインターシップできる機会が少ないということなどが課題として浮き彫りとなっています。
そして、大学においては、専門的な能力を伸ばすことに集中してしまい、就活で必要な自己分析や表現力をブラッシュアップする時間が削られてしまうケースもあります。そのため、いくらスキルがあっても大事な就活において、自分のことがしっかりアピールできなかったという学生もいるようです。
今後の展望
キャリア教育は、時代の流れに応じて、内容も変化しています。ただ、職場体験をする、現場の方の話を聞くだけでなく、「自分がなりたい職業にはどのような教科に力を入れたらいいか」を生徒や学生が、より深く考えて研究する機会を増やすことが求められています。
このような機会によって、生徒や学生は、将来のイメージをより鮮明に思い描くことができるでしょう。
まとめ
キャリア教育は、生徒や学生が社会人として自立を促すための職業スキルを習得することを目的としたもの。実際に職場体験を行ったり、第一線で活躍している方の話を聞いたりすることができる教育プログラムです。
中学・高校・大学でもキャリア教育は、授業の一環として実施されており、各学校や大学では独特のカリキュラムを展開しています。
これから子供の進学先を考えるのであれば、キャリア教育についても調べておくといいでしょう。学校の新たな魅力が発見できるかもしれません。
参考
第1節キャリア教育の必要性と意義|文部科学省
第2節各学年におけるキャリア発達課題|文部科学省
[2]高等学校におけるキャリア教育の論点と基本的な考え方|文部科学省
キャリアシリーズ|文部科学省
大学等におけるキャリア教育プログラム|文部科学省
厚生労働省委託 大学におけるキャリア教育 プログラム事例集|厚生労働省
キャリア教育・職業教育のあり方について|文部科学省
キャリア教育|昭和女子大学