学校見学やオープンキャンパスは行った方が良い
面倒くさいと思われるかもしれませんが、学校見学やオープンキャンパスにはぜひ足を運んでください。学校を紹介してくれる先生の雰囲気、授業の様子、生徒の様子、教室の雰囲気、すれ違う先生の表情など、学校見学に行ってはじめて分かることがたくさんあります。できれば1校だけではなく、気になる高校があれば何校でも積極的に見学しに行きましょう。
高校選びに失敗してしまう選び方
高校選びに失敗してしまう選び方についても解説していきます。高校選びに失敗してしまう選び方に共通して言えるのは、「先のことを考えずに決めてしまった」ということです。以下で、具体的な例をお話ししていきます。
家から近いという理由だけで選んだ
家から近いという理由だけで高校を選んでしまったら後悔してしまうかもしれません。自転車で通える、駅から1駅など、通学時間が短いに越したことはないですが、自分のレベルに合っていなかったり、雰囲気が合わなかったりすると学校生活に嫌気がさしてしまうこともあります。家から近いという理由だけで高校を選ばずに、一度学校説明会などに行って雰囲気を見ておいた方がいいでしょう。
親が無関心で子供が選んだ
「どの高校に行くかは子供に任せている」という親は少なくないでしょう。しかし、子供を信頼して任せているのと、親が無関心なのは意味合いが変わってきます。親の人生経験から、子供の高校選びにアドバイスをすることも大切です。
高校を選ぶお子さんは13~15才くらいの中学生であり、まだ子供です。親が無関心で子供にすべてを任せるのではなく、親も一緒になって進路を決めてあげてください。
親が推している高校を受験した
親が決めた高校に行って授業についていけなかったり、雰囲気が合わなかったりして子供が後悔することもあります。親の言いなりになってしまったり、自分の意見が親に言えなかったりすると、不満が募る要因となり得ます。不満を持ったまま高校に行き、大人になって「自分で決めておけばよかった」と後悔することのないようにしてください。
子供にはこの高校に行ってほしいという親の思いがあるかもしれませんが、子供の意見を尊重し、適度に助言してあげることが大切です。
きょうだいが通っているからという理由で選んだ
兄や姉が通っていて、雰囲気が良いからという理由で受験させるパターンです。これも「親が推している高校を受験した」というのに似たところがあります。一緒の高校へ行けば、お兄ちゃんやお姉ちゃんもいるから安心と思うかもしれませんが、受験する本人はそう感じてい
ないかもしれません。きょうだいだからという理由ではなく、受験をする子供自身の意見をしっかり尊重してあげましょう。
制服が魅力的という理由だけで選んだ
子供が志望校を選ぶときは、かっこいい制服やかわいい制服だけで高校を選んでしまう場合があります。高校生はファッションにも気を遣う年齢なので、見た目はかなり大事なのでしょう。しかし、制服だけで高校を選ぶのはやめましょう。制服を着るのは3年間だけですが、高校3年間の想い出は一生残ります。自分の将来を思い描きながら、志望校を決めていきましょう。
偏差値ギリギリの高校を選んだ
自分の実力よりも高い高校に合格できれば、それは素晴らしいことです。しかし、入学してから周りのレベルが高すぎて勉強について行けず、成績が落ちてしまう可能性があります。一度差がついてしまうと、高いレベルの中で遅れを取り戻すのはとても大変です。ここで頑張っていくんだという気概を持って入るのであればいいですが、単なる興味本位で進学を決めてしまうと後悔することになるかもしれません。
まとめ
高校を選ぶ際は「将来何になりたいのか」を思い描くことで、自分がどの学科を専攻すればいいのかが分かるでしょう。学科が決まれば、あとはどの高校を受験するかを選ぶのみです。
高校を選ぶ際は、「2~3校に絞る」「自分の学力に合っているか」「通学時間」「過去の進学実績」などを考慮し、自分に合った高校を選びましょう。
「子供だけで選ぶ」「親が推す高校を受験する」「制服のデザインで選ぶ」「自分の学力よりも高い高校を選ぶ」など、選び方を間違えると後悔してしまうかもしれません。高校3年間の想い出は一生残るものなので、慎重に選びましょう。
参考
高校選び!高校受験の志望校の選び方で失敗しない4つのポイント|All About
高校の選び方 ~学校見学で見極める7つのポイント 2019年版~|クセジュ
【2019年最新版】高校の選び方!絶対に失敗しない15のポイント|高校受験ラボ
高校選びで後悔したこと5つ!失敗したくない受験生必見!|疑問に答えるお役立ちブログ