不登校の子供の勉強方法の選び方と気をつけるポイント
勉強しなきゃ!と焦らせてはいけない
子供が不登校になるときは、気持ちが落ち着かず不安定なときです。気持ちが不安定なときには、無理に勉強をさせたり、「勉強しなきゃ!」と焦らせてはいけません。
なぜなら勉強は、分からないことを理解したり、新しいことを記憶したりする「作業」を行い、続けるにつれて「分からなくてつまずく」「なかなか覚えられない」といったストレスを感じるものだからです。
また、勉強はどうしても学校を連想させてしまい、不登校の子供には大きなストレス要因になる可能性もあります。
これらのストレスが、不安や焦りを引き起こし、さらに気持ちが不安定になることも。子供の気持ちが不安定なときは無理に勉強させず、メンタルが安定してから取り組ませるようにしましょう。
勉強の遅れは、元気になればいくらでも取り戻せるので心配いりません。まずは元気になることが一番です。
本人の負担にならなければ学習塾が最適
子供本人に元気があり、勉強や人に会うことが負担にならないのであれば、不登校中の勉強は学習塾が最適です。
学習塾に通うメリットには、
- 人に会う機会をつくれる
- 良い学習環境を得られる
- 学校に行かなくても受験対策ができる
といったものがあります。本人に抵抗がなければ学習塾を検討すると良いでしょう。
しかし、
- 塾で友達やほかの生徒に合うのがつらい
- 勉強が苦手過ぎて塾についていけない
といった場合は、かえって本人の心に負担を与えてしまうため無理に通わせない方が良いでしょう。別の勉強方法を考えましょう。
学習塾が合わないときは家庭教師という選択肢も
学習塾が合わなかったり、負担に感じたりする場合は、家庭教師という選択肢もあります。
家庭教師のメリットには、
- 良い相談相手になり、精神面の助けになる
- 勉強が苦手でも自分のペースで遅れを取り戻せる
- 家で勉強できるのでストレスを感じにくい
といったものがあります。
不登校の子供には、なるべくストレスを感じさせないことが大切です。塾では難しいが家でなら勉強ができそうだという場合は、家庭教師を検討してみてはいかがでしょうか。
終わりに
当記事では、不登校の子供をサポートしてくれる塾と、不登校時の子供の勉強方法についてご紹介しました。子供が不登校になってしまうと、親御さんも不安な気持ちになることがあるでしょう。
しかし、不登校の時期があっても受験を成功させたり、自分のペースで復学して成功を手に入れたり、自分の人生をしっかりと歩んでいる先輩はたくさんいます。
不登校の期間は、子供が自分自身を大切にし、自分を見つめ直すために必要な時間なのかもしれません。まずは子供の様子をよく見守ってあげましょう。
そして、子供とよく話し合いながら、その子に合う勉強方法を考えていきましょう。
参考
TOPページ|キズキ共育塾
TOPページ|にしおぎ学院
TOPページ|学習支援塾 ビーンズ
不登校生におすすめの家庭教師は?塾はどう?そもそも勉強すべき?|ぴあぽーと
学校ではなく、学習塾で学ぶという選択肢|不登校サポートナビ