子供が宿題の提出間際になってから焦って取り組むことはないでしょうか。自然科学観察コンクール(通称:シゼコン/主催:毎日新聞社、自然科学観察研究会/協賛:オリンパス株式会社)が、2016年に全国の20歳以上男女723名に対して行った調査では、約4割が夏休みの早い時期に宿題を終わらせていた一方で、3割がギリギリで宿題を終わらせ、1.3割が宿題を終えらなかったと回答しています。今回は、宿題を終えられない原因や効果的な対策について解説していきます。宿題を期日どおりに終わらせるヒントを探してみてはいかがでしょうか。
(参照元:【夏休みの宿題への取り組み調査】子どもの頃の夏休みの宿題、4割が早めに終わらせていたという結果に!|自然科学観察コンクール)
もくじ
なぜ宿題が終わらないのか?
やる気が出ない
学校からたくさんの宿題を出されることもあるでしょう。連休前や長期休暇前には、まとまった量の宿題を課されるかもしれません。しかし、主体的に学習するのではなく先生から半強制的に宿題を出されると、それだけでやる気が起こらなくなる可能性も。宿題を終わらせるためのモチベーションを自分自身で管理する必要があるでしょう。
後回しにしてしまう
宿題を後回しにしてしまう習慣も問題です。予定どおりに宿題を終わらせておけばいいのですが、部活動や習い事、友達との遊びを優先したために時間を確保できず、宿題が後回しに。結局、ギリギリになって宿題に取りかかったもののうまく進められず、宿題が終わらない状況に陥ってしまうことがあります。早めに着手しておくことで、宿題の進行がスムーズになるでしょう。
終えられる気がしない
特に長期休暇の前には、1ヶ月から1ヶ月半をかけて取り組む量の宿題を出されます。もちろん計画的に進めていけば問題のない量ですが、全体量を見て「終えられる気がしない」と感じるかもしれません。どうすれば終えることができるのか、計画的に勉強を進めていく必要があります。